こんにちは!たびなすびのちかです。
タイトルに「耳抜き失敗」とか怖い言葉を書いちゃいましたが、今はもう全然大丈夫です!
心配してくれて(いると仮定して言うけど)ありがとう…。
【耳鼻科に行くきっかけ】ダイビングで耳抜きがうまく行かず、耳から空気が出た
さて…。
先日記事でも書いたんですが、マレーシアの東海岸にあるティオマン島にダイビング旅行に行ってきました。
ダイビングを三日間にわたり楽しむ計画。
初日は久しぶりということで、リフレッシュダイブという講習で復習しつつ浅瀬で潜りました。
その日、ちょっとだけ「耳抜きしにくいな」と思ったことは思った。
でも、あまり気にせずに二日目も2本ほど潜り、何事もなくランチ休憩。
そして、二日目のラストダイブでそれは起こった…。
15メートルほど潜ったところで、右耳がなんか軽くなった…?
(ん???)
なんとなく不安で耳抜きを何度も試す私。
(フンッ…)
ブクブクブク…
あ、これ…、耳抜きができないじゃなくて、
耳から空気が漏れてる!!
え、耳から空気って出るっけ?
見たことない…
え、これヤバいやつ…?
水中は話ができないので、インストラクターに近寄りもう一度耳空気をしてみせました。
私:ブクブクブク(耳空気)
イ:(えええ)
私:(耳から空気出てるんだけど)
イ:(痛い?)
私:(全然)
イ:(じゃあ、とりあえずそのままでね…)
※全てハンドサインとジェスチャー
ダイビングは時間をかけて浮上しないとダメなので、結局残り10分をこなして水面へ。
イ「ちか、大丈夫!?」
私「うん、全然痛くないんだけど、耳から空気出てさ…」
イ「そんなの見たことない」
私「えーーー!」
イ「痛くないなら大事には至ってないと思うけど、今回はもうやめな」
私「ガーン」
あとで、ダイブショップのオーナーとも話したんだけど、
- 聞いたことあるけど、見たことない
- 本土に戻ったらイヤースペシャリストに行け
- 痛みがないなら緊急ではないと思う、心配しすぎるなよ
とのこと。
毎日潜ってるインストラクターが「見たことない」ってレアじゃん…。
当日、次の日と心配で検索したりしてたんだけど、
ネットの情報ってビビるの…。
死ぬかもしれない…耳から空気出て…。(本当にこんな気持になる)
隣で騒いでうるさいから、夫に禁止令が出されたよ。
ということで、結局イヤスペシャリストに行ったのは、4日後のペナン島に帰ってきてからでした!
【マレーシアでの耳鼻科の探し方】ネットの評価で決める
さてと…。
ペナンに帰ってきたので、まずするべきはイヤスペシャリストを探すこと!
私の場合はグーグルマップで「ear specialist」を検索。
その中で最もレビューの件数が多く、評価も高いお医者さんを発見。
↓ここ
ほう…。
写真で見ると小さいクリニックっぽいですが、レビューで皆絶賛してるし大丈夫でしょう!
クリニックにするか、大病院にするか
ペナンには大きな病院がいくつもあって、日本語の通訳がお願いできるところも数多くあります。
そういった病院はインテリアもきれいで、どの専門分野のお医者さんも常駐。
ここ!と決めている所があれば、病院に行って症状を説明すれば然るべき専門医に見てもらえます。
最新設備も揃ってるし、安心感がありますね。
ただ、お察しの通り、クリニックより診察料は高め。
マレーシアで民間保険に入っていても通院には適用されないので、実費で払うと「結構するな!」と驚くこともあるのでね。
でも日本語通訳さんがいたら何かと安心だし、何でも診てくれるのでラクですね。
自分にあうスタイルのところに行ったらいいと思います。
今回は、命にかかわる病気じゃなさそうだし(絶対に違う)、
このくらいだったら英語でもいけるか…?と自らを過信しクリニックにしましたー。
ははは。
【耳鼻科の雰囲気】幼い頃を思い出すマレーシアのクリニック
Grabカーに15分ゆられ、着いた…。
こ…こ?
庶民的なカレー屋さんの二階にある小さなクリニック。
待合室はガランとしていて、屋台にあるようなプラスチックの椅子が壁伝いに10ほど並んであるのみ。
昔の町医者っぽいーーーー!
マレーシアのクリニックってこんな感じなんですけどね。
多分ね、ダイビングのインストラクターに「イヤスペシャリストに行け」って英語で言われたじゃん?
スペシャリストって響き凄いじゃん…?
それで勝手にゴージャスなイメージになっちゃったんだと思う、私の頭の中が…。
イヤスペシャリスト=耳鼻科の専門医=耳鼻科医院
合ってるね。英語かっけえ。
受付にはインド系の女性がつまらなそうに座っており、
「あのー、初診なんですけど。」
と告げると、
「ID」
と言われ、パスポートを提示。
「症状は?」
「かくかくしかじかで、耳から空気が…」
「オーケー、じゃ、そこで待ってて。」
簡単!
耳鼻科って混むイメージだったので、診察開始の9時半に行ったら3人の先客。
なかなか呼ばれないなーと思ってたら、
10時に先生来たよ。
きっとお忙しいのであろう…。
私が呼ばれたのは10時半くらいでした!
【耳鼻科の診察方法】最新機器はないけど、納得できるまで診察
ー診察室でー
先生は初老のインド系男性でした。
医「ハロー、どうしましたか?」
私「先生ハロー、実はかくかくしかじかで、耳から空気が…」(言いすぎてここだけ流暢)
医「ほう…、痛い?」
私「それが全然痛くないんですけど、穴開いてるんですかね?」
医「じゃあ、見てみますね…」
まず耳を覗き、
鼻の中も確認、
喉も…。
医「うーん、ちょっと鼓膜が赤みがかっててるけど、特に問題はないようだよ。」
私「でも先生、空気が出たんですよー」
医「(絵で説明)耳の中はこうなっててこうこうこう、空気が出る場合はこうこうこう、でもあなたの耳の中はこうこうこう」
私「ほう…、じゃあなぜ空気が?」(しつこい)
医「じゃあ、顕微鏡を使って詳しくチェックしましょう」
私「お願いします!」
ー顕微鏡チェックにてー
医「…(チェック中)」
私「…(ドキドキ)」
医「穴が見えないねえ」
私「そんな!」
医「じゃあ、ちょっと水の中を再現して空気が出るか確認しよう」
私「えっ」
医「では水を耳の中に入れるよー」ジャバジャバ
私「ひえええ、くすぐったい」
医「じゃあね、耳抜きしてみて、大丈夫だから」
私「はい…、クッ…」
医「うーん、出ないね、もう一度」
私「クッ…」
結果、穴も見つからず、空気も出ませんでした!
医「もしかしたら、すごく小さなピンホールがあるのかもしれないし、4〜5日たって塞がったのかもしれない。1ヶ月以内はダイビングしないで。まだ鼓膜が赤いから。」
私「するつもりないです!」
医「オーケー、もし心配なら消毒の点耳薬あげるから、朝晩さしてね。違和感がなければしなくていい。」
私「はい…」
医「私が見た限り問題なし、何かあったらまた来なさいね」
私「ありがとうございました!」
だって!
先生優しい、英語もめっちゃわかりやすい、納得するまで診察してくれてよかった。
でも空気が出た謎は解明できず…。
今は全く問題ないってことだから、まいっか!
【診察料】雰囲気に惑わされてたけど、思ったより高かった
診察室を出たら、すぐに受付に呼ばれました。
受「はい、これ点耳薬。朝晩さしてね。」
私「はい。」
受「今日の診察料は、
170RM(約4500円)」
私「結構高っ!」
100RMくらいかと思ってた!
クリニックの雰囲気がめちゃくちゃ簡素なので、先生がスペシャリストだってこと忘れてたよ!
顕微鏡とか機械もいろいろ使ったしなー、薬ももらっちゃったし、こんなもんなのかな?
それより何より安心しましたからね、満足です。
【まとめと考察】行きつけのクリニックを見つけておくといいと思った
夫「それから数日たったけど、耳の調子はどう?」
私「嘘のように何もない!」
夫「結局、気持ちの持ちようじゃん…」
本当にねー、スペシャリストに行くまでは違和感も感じてたんですけど、先生にお墨付きをもらってからそれも消え…。
太鼓判を貰うって大切!(影響を受けやすいタイプ)
今回のクリニック訪問はよかったです。
このくらいならクリニックに行く選択肢もあるんだなー、と思いました。
受付や院内移動、支払いの待ち時間も少ないので、時間の節約にもなりますね。
クリニックは千差万別だと思いますが、自分に合うかかりつけ医が見つかるとペナン生活の安心度も上がる!
以上、私の耳とマレーシアのクリニック訪問レポートでした。