中世のモロッコから現代のスペインへ!ジブラルタル海峡をフェリーで渡ろう!

      2017/01/28

こんにちは!たびなすびのちかです。

空路での移動が一般的になってきた現在では、その国との初対面とお別れは空港ということが多いですよね。

日本は島国ということもあり、どこへ行くにも船では途方も無く長時間の移動になってしまい、飛行機とそう値段も変わらなくなってきていることから海外へ行く場合はほぼ飛行機です。

そんな現代日本人にとって、陸路や海路での国境越えは何かしらのロマンを感じてしまいます。

アフリカ大陸とヨーロッパ大陸を隔てる海峡

アフリカとヨーロッパは大陸が異なるため随分と離れていると思いがちですが、実はとっても距離が近いのです。

2つの大陸を隔てるのはジブラルタル海峡。

一番狭いところでは、なんと14キロしか離れていません。

 

14キロといえば頑張れば歩くこともできる距離。

なんと池袋ー品川間が約14キロだそうで、山手線に乗っていれば一瞬でついてしまうほどの近さに大陸が接近していることになります。

池袋ー品川間の移動はなんのロマンもありませんが、これがアフリカーヨーロッパ間となれば話は別です。同じものはもはや距離だけです。

ただなんとなく池袋がアフリカ側品川がヨーロッパ側という感じはします。

 

2つの大陸を隔てるジブラルタル海峡は、モロッコとスペイン両側から出ているフェリーで渡ることができ、旅行者にはとても人気のあるルートです。

2つの大陸がとても接近していることもあり、片方の大陸から海峡を眺めるともう一方の大陸が拝める、世界でも珍しいところだからでしょう。

 

我が家のロマンチスト&浸リストである夫もこの大陸横断を今回の旅のメインイベントとし、海路の国境越えのよさを旅行前から力説していましたので、否が応でも期待は高まります。

 

「広大なアフリカ大陸を背にしてね、こう海峡を船の甲板から眺めるわけ!そうするとね、段々と小さくなっていくアフリカ大陸とは対照的に、ヨーロッパが近づいてくるんだよね!2つの全く異なる文化はね、ここで交流したわけ!ね!」

 

と船が進めば近づくほうが大きくなるし、遠くのものは小さくなるという今考えれば当たり前のことを説明しているわけですが、その時は「それは素敵だ」とロマンチスト方向に引き寄せられていたのでした。

海峡に到着した時のテンション

これほど楽しみにしていたジブラルタル海峡のフェリー横断。

しかしモロッコの3週間に及ぶ旅で、猛暑の中窓の開かない長距離列車に揺られ、砂漠でラクダに乗ったことで内股になり、8時間のタクシー移動でモロッコ人と中国人のバトルを見てきた私たちはもうヘトヘトでした。

海峡を渡るモロッコ側のフェリー乗り場があるセウタという町まで移動してきた私達ですが、その移動も真夏の40度を超える気温ですら一切窓が開かない乗車率120%のバスに4時間揺られやってきたので、なかなか感慨に浸れません。

チケット売り場でチケットを2枚手に入れ、はじめに思ったことは

 

やっとモロッコとおさらばできる…

 

猛暑のモロッコでほぼ万年熱中症のような状態で、立っている時もどちらかに若干傾いているような身体の軸のブレ具合。

ロマンチスト我が家代表の夫も感慨にふけるでもなく「コーラコーラ!!プリングルス!」と水分塩分補給に必死です。

とはいえまだ乗船もしていませんから、実際に乗れば感傷に浸れるかも!

 

フェリーターミナルで出国手続きをし、免税店横のカフェで高めのコーラとプリングルスを買うと、ちょっとモロッコのお金(ディラハム)が余ってしまいました。

すると店員が「もうここでしかディラハムは使えないよ」と親切に教えてくれたので、必要ないとは思いながらもチョコやガムなどを大量購入。

ちょうどその時、乗船案内のアナウンスが流れました。

いよいよ乗船です!

ロマンが文明の利器に敗北するとき

フェリーにはスペインの旗がはためいていました。

連絡通路で乗船を待ちながらちょっとモロッコの異文化体験を振り返ろうと思いましたが、とにかく暑いので頭が回らない。

無になりぼーっと待つこと数分、フェリーの入り口が開きました。

ぞくぞくと乗船するお客さんとともに船内に入ると、

 

す、涼しいーーーーー!!!!!

3週間ぶりのエアコンの風!!!

 

私「ちょっとちょっと、天国だね〜」

夫「本当だね、これスペインの船らしいよ。さすがヨーロッパ大陸!」

私「昔ながらの生活もいいけど、やっぱり文明だよね」

夫「もうすでに大陸は横断したようなもんだね。」

 

などと船での文明開化体験に感動しすぎてもやは大陸横断などどうでもよくなっている私達。

 

我々現代人はいくらエコといっても文明の利器なしではやはり生活できません!

ひとしきり感動を味わったあとで甲板に出て写真でも撮ろうと思いましたが、安全上の都合により出入り禁止

それでは仕方がないとその後約1時間を涼しい船内で居眠りしてすごし、ロマンのかけらもなかったのでした。

 

ちなみに船内の売店ではおもいっきり「ディラハムで支払い可」と書いてありました。

モロッコ店員め!!

 

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