イスラム教の断食週間(ラマダン)は旅行が大変!島では食べるものがなくなった!?

      2017/01/28

こんにちは!たびなすびのちかです。

マレー半島の東部に浮かぶマレーシアの楽園、プルフンティアン島

眺めの良いコテージに泊まり、砂浜を歩いては海に浸かることを繰り返し、島生活を満喫していたのでありました。

(→マレーシアの秘島!楽園プルフンティアン島でしかめっ面のワケ

イスラム教徒最大の行事、ラマダン(断食)

私達がプルフンティアン島(以下プルフン)を訪れたのは、イスラム教徒最大の年中行事である断食週間(ラマダン)真っ只中。

マレーシア最大の民族はマレー系で、彼らはイスラム教徒でもあります。

イスラム教徒の戒律の中でも、最も重要で最も厳しいのがこのラマダン(断食)なのです。

ラマダン期間は約1ヶ月にも及び、その間、イスラム教徒は日の出から日没まで飲み食いをしてはいけません。

 

暑い暑い南国では、これは結構辛いでしょう!

食べ物だけならともかく、水分すら飲んではいけないとなると、さすがに大変そう。

にもかかわらず、観光地であるプルフンで働いているのはほぼマレー系の方たち。

レストランやカフェのコックさんはさぞ辛いでしょうに…。感謝しなければなりません。

 

ラマダンは辛いものの、ラマダン明けの日は一年で最も盛大にお祝いするイベント。

マレーシア中のあちこちで

「ラマダン明け、おめでとう!」

と民族衣装に身を包んだかわいい子どもたちのキャラが、ニコニコ笑いながら挨拶をする広告を目にすることができます。

 

日本のお正月のようなものですね。

そのため、このラマダン明けの日を中心に前後2〜3日店じまいをして、従業員を故郷に帰すお店が多いのです。

開いているお店がない!!

先ほどの話に戻りますが、私達がプルフンにやってきたのはラマダン真っ只中。

そして滞在最終日にラマダン明けを迎えることになるスケジュールであったため、日に日に利用できるお店がなくなっていく体験をしたのでした。

 

徒歩以外の移動手段もないような小さな島ですから、お店も観光客用のレストランが数軒ある程度。

他にはちょっとよさ気なホテルの一階が朝食レストラン兼カフェになっているぐらいです。

到着日でも半数の店はしまっており、一週間の滞在期間中、朝食以外はほぼ同じ店で食事をとりました。

 

その店も、ラマダン明け三日前には

今日からシェフいないから、メニューは二つだけだよ。」

と緊急事態に…。

 

「メニューは何なのですか…」

「サーモンソテーかパスタだよ」

「パスタは何味?」

「んー、

パスタはパスタだよ」

 

パスタはパスタだよ…。シェフいないし…。

とりあえず1つずつ頼むと、できあがったのは、

 

1時間後。

 

パスタはサーモンソテーのソース味だったよ…。

そのソースは、うっすいケチャップと大量のコショウでスパイシーだったよ…。

 

あと三日、このメニューで乗りきれるのか!?

とうとう食べる場所がなくなる

残り三日間、ケチャップコショウパスタで過ごすのかと心配しましたが、杞憂に終わりました。

だって、

 

その店まで閉まっちゃったから!

 

プルフンには、もはや開いている店はありません…。

頼みの綱はホテルの朝食カフェのみです。

 

いつもはガラガラのこのカフェは、どこにいたのかと思うほどのお客さんに、ダラダラスタッフがてんてこ舞い!

普段20分(遅い)で出てくるオレンジジュースが、何と1時間待ちに。

仕方がないですね、スタッフは数えきれないほどのジュースや食べ物を運んでいても、一滴も一口も朝から口にしていないのですから。

 

私ならイライラで狂いそう…。頑張れイスラム教徒!

 

このように、一日の大半は「何かを待つ」ことに費やされるのが、ラマダン終盤のプルフンなのです。

私達が訪れたのは、プルフンのスモールアイランド

ビッグアイランドにはリゾートホテルもあり、施設も充実していることからこうはならないかも!?

 

ラマダン明けは、私も心の底から「おめでとう!!!」と涙ながらにお祝いしました!

 

自分自身ののために…。

 

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