旅行の行き先は夫が決める!妻は譲れない条件だけ提示しておくといいよ!

      2017/02/07

こんにちは!たびなすびのちかです。

ある冬休みの直前のことです。

旅先への全決定権を持つ夫は、今回の行き先を決めかねているよう。

ここ数回は日本帰国、東南アジア、北海道などの近場を旅行しているため、ガツンとした旅をしたくなっているのです。

 

「ちか、旅で何したい?」

と、おそらく結婚してから10回以上は言ったであろう質問をまたしてきたので、

「ビール飲んで、ビーチでゴロゴロしたいよ!」

と同じく10回以上言ったであろう答えを一字一句変えずに返しました。

phiphi_sunset

Photography by YOSHI

 

私の条件は絶対に譲れない

数日後、「今回の旅行先、どうしても2択から選べない」と苦悶の表情を浮かべる夫。

一体どことどこを迷っているのか聞いてみると、

 

「イランかペナン島」

 

回想…

「ビール飲んで、ビーチでゴロゴロしたいよ!」

…回想終わり

 

私「ねえ!私の話聞いてた!?」

夫「聞いてたよ」

私「イランってビールどころかお酒全面的に禁止じゃん!」

夫「まあ」

私「それにビーチあるの?あったとしてもあんな黒ずくめ集団の見守る中水着でゴロゴロなんて恐ろしくてできやしないよ!」

夫「ほらね」

私「なに、ほらねって」

夫「だからー、ちかがさービーチビーチ言うから一応ペナンも入れたじゃん。俺が行きたいところも入れただけなのに、そんな風に責めるようにまくし立てるじゃん。」

私「責めてないよ、ただ単に自分の意見を述べたまでだよ。責められてると思うなら、自分に負い目がある証拠だよ。」

 

…はっ。言い過ぎたか…。

 

夫「全く…、口が減らないよね…。とにかく、最近近場で楽な旅行をしてきたから、この辺でガツンとした異文化を体験してみたいなーと思って言ってみただけなのに。」

 

悲しそうな顔になる夫。

何か…、ごめん。とイランにビールがないと思った瞬間に興奮した自分を反省し、夫のイランプレゼンを聞いてみる気になりました。

 

私「悪かったよ、ごめんごめん。ところでイランというのはビーチとビールがあるのかな?」(まだ言う)

夫「いや、それはないみたい。だけど、世界を旅した人のなかでも最も評判のいい国の一つなんだよ。親切で、きれいで、異文化体験もできて。一度は行ってみたいんだ。」

私「治安的にはどうなのかね。最近物騒だからさ、中東は。」

夫「イランはペルシャ人の国で、ちょっと危ない地域(※2014年当時)はアラブの国。文化が違うから関係ないんだ。」

私「ふーん、よし(夫)はそんなに行きたいんだね。じゃあ、ちょっと調べてみよっかなー。」

 

イランについて大きな目をキラキラさせながら力説する夫を前にすると、これ以上暴言を吐くわけにも行きません。

私の頭には上野公園テレホンカードがグルグル回っているのですがね…。

どうしても行きたくない場合の対処法

「イランかー」

と言いながらスマホの天気アプリを開き、「テヘラン、イラン」の項目を選びました。

 

晴れ 0℃

 

れいど…

マイナス5度の釜山から、冬の休暇に0℃のイランへ…

 

いやだ、行きたくない。行きたくないよう!

そうだ、気を取り直してペナン島も見てみよう。

 

晴れ 29℃

 

…こっちがいい!!心は正直にそう思っている!

 

しかし、また気温の差を盾にペナン推しを力説したら、わがまま妻だと思われかねません。

そっと小声で、

 

「ちなみに今イランは0℃で、ペナンは29℃だよ。結構寒い感じなんだね~イランってのは。」

 

とつぶやきました。

すると、

 

「え!そんな寒いの!?マジかよー。」

 

と夫が顔をしかめています。

しめしめ、彼は寒いのが大嫌いなのです。

ただ、それ以上に冒険が大好きなのです。気を抜いてはいけません。

すると夫は

 

「じゃあ、今夜行き先を決めて、明日の朝までに千佳の枕元に予約表を置いておくよ。」

 

というのです。

何それ楽しそう!そういうのはすぐに乗る私。

 

「いいね~、なんかワクワクしちゃうよ~」

よくよく考えるとうまく転がされているような気がしますが、そのときには全く気づかず。

「そういうことなら今まだ10時だけど、もう寝ちゃう。」

そういうと、夫に全権限を預け早めの就寝となったのでした。

出来る限りのことはした!あとは相手の出方次第!

バチッ

起き上がり人形並みにパカッと目を開けた私。

枕元を探ると、

 

ガサガサガサ…

 

紙が置いてあります!

 

あー、どっちかな。イランならイランでいいけどね、きっと面白いこと巻き起こるし。

「私上野に住んでたよー」とか絶対言われるし。

寒いけどね、寒いけど寒いけど…

 

覚悟を決め、4つ折のA4用紙を開くと…

Busan-

 

Penang

 

!!!

ひゃーーーーーーーーーー!

やっぱね!!

やっぱ南国!ビール!ビーチ!

Penang_bus_ticket

Photography by YOSHI

 

隣に寝ている夫をバンバン叩きながらひゃーひゃー騒いでいると「よかったでしょー」と一言言い残し、夫はまた眠りにつきました。

決め手は何かと尋ねると、

 

「イランにしたら旅の間中寒い寒いうるさそうだったから」

 

きっとあたりだね!

 

※実際にはクアラルンプール経由です

 

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