ラオスの山奥でバイクがパンク!人を見かけたら修理屋と思え?

      2017/01/29

こんにちは!たびなすびのちかです。

ラオスのアクティビティ天国、バンビエンでバイクをレンタルした私たち。

(→ラオス、バンビエンのブルーラグーンは絵本の世界!でも偽看板に騙されないでね!

 

バンビエンは首都ビエンチャンからバスで4時間ほど北上したのどかな田舎町ですが、川下りやブルーラグーンでの水遊びなど自然を生かしたアクティビティがたくさんある観光地でもあります。

体力にあまり自信のない私がいるため、夫婦旅では『楽』を最優先。

今回も徒歩、自転車、バイクでの移動手段に即答でバイクと決めました。

これが悲劇の始まりだともしらずに…。

未舗装の道で爆走すると喉がやられる

バンビエンの郊外に点在するラグーンや洞窟を訪れるための足としてレンタルしたバイク(1日40000キップ≒600円)。

二人乗りでもいいとのことで、私が後部に乗り夫に運転を任せました。

 

ラオスでは庶民の足としてバイクが普及しており、日本の自転車のような感覚で老若男女問わず利用しています。

ただ、ラオスの道は首都や主要観光地を除き、ほとんどまだ未舗装。

バイクや車が走った後の砂埃の舞い上がり方は、ドラゴンボールの世界並です。

道幅も狭く、バイクのすれ違いざまには、

 

ウップッ…

 

と、一瞬息を止めてしまうほどです。

車など大型のものとすれ違った日には、かけていたサングラスがまるで一年ほど掃除をしていないテレビ台の埃のよう…。

後部に座っていた私は夫の背中をたくみに利用しモロかぶりは免れましたが、夫には直撃!!かたじけない!

 

一応ストールなどで呼吸器官周辺を覆っていたものの、一日中浴びていては意味をなさず、その夜から二人とも、

 

咳が止まらない。

変な病気…?

民家のおじさんでもパンク修理はお手の物

夫「どうせバイクなんだからさ、山の裏側まで行ってみようよ!」

私「そうだね!ブルーラグーンよりもっと綺麗なゴールデンラグーンがあるかもね。」

夫「ゴールデンってちょっと水の色としては嫌…」

私「…確かに」

となどと超くだらない会話をしながらバンビエンの町からどんどん遠ざかっていく私たち。

 

どれほど走ったでしょうか、40分ほど町から離れ、住宅地も抜けた一本道をブーーーーーンと走っていると、突然、

 

パン!

 

ブンブブブ…ズリ…ズリ…

 

夫「パンクした」

 

ありゃりゃ。

前輪が空気が抜けてペッチャンコです。こりゃ走らせるのは難しいかもしれません。

よりによってこんなところでパンクするとは全くついてない。

周りを見渡すと、200メートルほど先に、

 

ちょこん。

 

民家発見!

他には山々が連なり道が長く伸びているのが見えるばかりなので、唯一の希望の光!

 

「ちょっとあの家で聞いてみるしかないね。」

 

夫はそういうと、パンクしたバイクを引きながら足早に民家を目指しました。

でもでも、普通のうちでパンク修理できる?

そんなことを考えながら歩き、民家に到着。

 

夫が「エクスキューズミー、誰かいませんか」と声をかけると、ダラダラした感じのおじさんが「なにー」と顔を出しました。

夫がパンクした旨を説明し、直せるか尋ねると、「OK」といい、家の隣にある倉庫でガサゴソ。

倉庫から工具をもってきてバイクの前にしゃがみ、夫にバイクを持ち上げるよう指示。

タイヤ内部のチューブを取り出し、バケツに張った水の中にいれ穴を発見し、「ヒア」と笑顔で指をさしました。

 

しかしそのチューブ、

 

一体何ヶ所修理しているのかわからないほどの補修跡だらけ。

 

これはパンクしやすいのもうなずけます。

おじさんは発見した穴の部分をシールのようなものでふさぎ、再度バケツの中へ。

空気が出ていないことを確かめると、「直ったよー(推測、ラオス語だった)」といいながらタイヤの中へ再設置してくれました。

 

おじさんすごい!

 

「本当にサンキューベリベリマッチ!いくらですか?」

「うーん、じゃあ5000キップ(50円くらい)でいいよ。」

 

高いのか安いのかわかりませんが、富士山のカレーが高いように、この修理に高いも安いも関係ありません!おじさんがいなければ重いバイクを引いて帰らなければならないのですから。

心からおじさんに感謝し、再出発したのでした。

ブーーーーーン!

料金は希少性に比例しない

パンク修理に時間を割いてしまったため、そろそろ町に戻ろうかと方向転換をして10分ほど走っていると、

 

パン!

 

まただ(泣)

やっぱりね、あのチューブから確率は高いと思ったよ…。

 

幸いにも町に近づいていたため民家も多く、お店もいくつかあったため、金属が並べられている機械に近そうな店を選び修理をお願いしました。

やはり民家のおじさんより手際がよく、穴を発見しても「ヒア」とも言いません。黙々と作業をし、あっという間に穴がふさがりました。

よかった…。町まではあと5キロもないし、これで帰れる…。

 

「ありがとう、いくらですか?」

「50000キップ」

 

は!?

このバイクのレンタル代より高いんだけど!

 

いくら店構えてるっていっても、さっきのおじさんの10倍よ!?

 

「高っ!!高いよ!さっき5000キップだったよ!」

「50000」

「このバイク40000だよ!」

「50000」

「でもっ」

「50000」

 

払うしかない…。もう直してもらっちゃったし。

しぶしぶ50000キップ払い、お店を後にしました。

 

それにしても高かった。(っていっても500円だけど)

こんなことならおじさんにも50000キップ払ってもよかったな、5000キップって破格だったんだな、と町へと戻る道すがら考えたのでした。

おじさんありがとう!

 

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