9月24日
グランドフロアまでの下りのエレベーターでは誰とも会わず、コンドミニアム入口にいるセキュリティーも訪問客の身分証チェックでもしているのだろうか、とても忙しそうで、この日は家の玄関を出てから、コンドミニアムの外に出るまで、誰とも触れ合うことはありませんでした。
セキュリティが常駐しているガードハウスの横を通り、少し歩くと、まだ開通はされていない新しい道路があるので、そこをゆっくりと走りはじめました。
日は昇りきり、22℃ほどだった早朝の涼しさは既になく、歩いて15分ほどのスーパーに行くにも、恐らく現地の人であれば「迷わず車を利用する」という時間帯、午前11時半ごろだったと思います。
毎日すれ違うと挨拶を交わす何人かの”いつものあの人”とも会えず、「今日の往復5キロはこのまま終了かな。やっぱり、涼しい時間帯じゃないとな…」、そんなことを考えながら、ペースダウンして歩いていると、200メートルぐらい先に、青いTシャツをきた男性が花壇のすぐ横で中腰のまま動いていません。
また少しペースをあげて、100メートル、70メートルと近づいても、中腰の状態のまま。後ろ姿でしたが、両肘を膝に置いて、苦しんでいるように見えました。
野球の試合で、ピッチャーが投球動作に入った瞬間に、内野手がグラブをグラウンドにつけて、「バッチコーイ」と言っている、まさにあの姿勢です。
心配になり、さらに近づくと、
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「あっ」と、
思わず声が出ました。
左手に持ったスマホで何かを観ながら、右手から垂らしたホースで花壇に水をやっていたんですね。
立っているよりも中腰のあの体勢でいるほうが絶対に疲れるのに何で…と思いつつ、彼とは目が合わせることができたので、声をかけました。
「ハロー。暑いね」
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