こんにちは!たびなすびのちかです。
沢木(耕太郎)ファンの夫を持つ、わたくし。
ホーチミンと言ったらさあ!
ここなんだよ!!!
と叫ぶ(本当はつぶやいただけ)夫について行ったら、
素敵なバーにたどり着きました!
ミス・サイゴンに酔う(ホテルマジェスティック)
↓ここ
見た目にすごくヘリテージ感あり、ちょいちょいゴージャスな金使いあり。
「一体なんでこんなところに…」
とつぶやくと、
「このホテルの『ミス・サイゴン』というカクテルが、小説に登場するんだ…」
という一言…。
「おお…沢木…」
と返しましたが、沢木耕太郎といえば、「深夜特急」しか読んだことがないので、
(え、バックパッカーがなぜこのゴージャスな宿に!?)
と頭の中ははてなマークだった私。
(ミス・サイゴンは「深夜特急」ではなく、「一号線を北上せよ」に登場するらしい)
ミス・サイゴンが注文できるという8階の「M BAR」につき、屋外の景色が見渡せる窓際席に座った途端、
なにこれすごい。
サイゴン川が目の前に現れ、行き交う遊覧船のどぎついライトもいい感じの東南アジア感!
水の都!ベトナムの首都!という私の思い描いていたホーチミンだったのです!!
「昼だともっとよく見えたかもねー」
と夫は言ってましたが、いやいや夜で良かったと思うよ。
昼だと余計なものまで見えちゃうかもだけど(工事とか)、夜だとキラキラ…、バイクの流れすらキラキラ…だもの。
沢木カクテル『ミス・サイゴン』を頼む夫
夫「さて…、ちか、何飲む、俺はミス・サイゴンって決まってるけど。』
私「え、すでに決まってるの!?はやっ!」
夫「沢木のカクテル、ミス・サイゴン。」
私「えー、どんな味?」
夫「味とかじゃないの、ここに来たら、ミス・サイゴンなの。」
私「ふーん、じゃあ…
モヒート」
ここでキューバーーーー!!!
いやホントはね、ビールが飲みたかったんですよ!
だけど(ここでビールじゃな…)と思って、頭を振り絞ったメニューがモヒートだったんです。
感想は、めっちゃでかいグラスで来てお得だと思いました!味は普通に美味しい。
で、夫のミス・サイゴンは超人気らしく、周りほとんどこれでした。
私も一口飲んだから、まあいい。
味…よくわからない…。
てか、
周り、
日本人しかいないいいいいい!!!
沢木すげえええええ!!
しかも素敵にリゾート風に着飾った日本女子達。
かわいい。
オサレ。
昨日靴のディスカウントショップで、ベトナム人通訳に間違えられた私とは違うや…。
マジェスティックホテルさん、LIVEバンドうるさいんですけど
私が
「この景色こそが!思い描いたホーチミン!」
とパシャパシャ写真を撮っている間、夫は沢木好きの旅仲間とチャット。
「どーこだ!(写真送る)」
「あ、まさか…ホーチミンの…」
「さすが坊主君!来ちゃったよー」
「まじかー、じゃああれ、飲んでる…?」
「もちろん!ほらっ!(写真送る)」
みたいな会話で盛り上がってたっぽい(半分推測、そして相手が坊主さんだとバラす)。
各々思い思いに楽しく時間を過ごしていたところ…
「ヘーイ、エブリバディ!ハローーーー!!!」
耳をつんざくマイクの声。
「私達の歌、思う存分楽しんでねっ!」
って始まったはいいが、
ラララ〜〜〜♪
ララララ〜〜〜♪♪
音量間違ってますよーーーー!!!
うるさすぎて、隣の夫と話もできない!!!
本当、信じられない…。
ほんの数曲、我慢だ我慢…。
と耐えてたものの、
ラララ〜〜〜♪
ララララ〜〜〜♪♪
レッツダンス!!!
ヘイヘイヘイ!!!
客席に来て、前に出て踊れと。
何人か日本女子が連れて行かれ、爆音とともにダンシング…。
ないないないないないないないない
マジでない
てかこの音量、客席1000人レベルだし。
最初の数曲は我慢してましたが、
終わる気配がないので帰ってきました。
私、すごく残念でした!!!
カウンターからの景色を静かに眺めたかったです!
モヒートも半分も飲んでないです!
マジェスティックのバーはLIVEを避けていくべき人もいる
でもね。
隣の日本人母子は、
「私も踊っちゃおうかな!」
「え、お母さん行くの!?じゃあ私も行っちゃおうかな…」
といいながら参加してたので、非日常を楽しむにはいいのかもしれません。
普段、日本ではなかなかバーで踊るとか無いし、リゾートとして来てるんだろうし。
踊ってる半数以上は日本人だったし。
一方の私は、LIVEバンドのいる場所で飲み食いするのが、ちょっと苦手です。
もしかして、
おしゃべりだから、会話を封印されたくないのかしら?
あとは、一定以上に音が大きいのは苦手かもなー。
(実はピアノリサイタルも最後まで聞けないことがあった…素晴らしい演奏なのに…)
夫も同じく、いや多分私以上にうるさい場所が苦手なので、カクテルもほぼ残して帰りました。
楽しめる人には問題ないですが、ちょっと苦手かもーという方、できるだけLIVEの時間を避けていきましょう!
カクテルがもったいないので。
ということで、
沢木耕太郎ゆかりのマジェスティックホテルのカクテル「ミス・サイゴン」のレポートでした!