マレーシア暮らし

ペナンで蘇る韓国の即レス文化

2025年1月某日

「今夜料理のデリバリーをお願いしたんですが大丈夫ですか?メニューはレストランと同じですか?もし、デリバリー用の別メニューがあれば教えて下さい」

ディナータイムの開店1時間前となる16時30分にペナンでお気に入りの韓国料理レストランのオーナーにメッセージを送りました。

すると、10分もしないうちに、リビングテーブルにあったiPhoneから「ピコン」。 アプリを開いてみると、「すみませ〜ん、運転中だったので、お返事遅れました」と。僕は営業中でもないのに、たった7分で返事が来たことに驚いたのですが、その7分を「遅れた」と表現するあたりが韓国ならではのスピード感。

そんな返事をもらうと、こちらも韓国モードのスイッチが入ります。通知音が鳴り、30秒以内に返信しなければ相手とのリズムが狂います。

韓国人の友人とLINEやKakaoトークのようなメッセージアプリでやりとりをするときは、まさに会話の延長。一度メッセージが届いたら、「うん、じゃあ、またねー」まで、自然に続くやり取りが特徴的です。

今回の韓国料理のオーナーとのやりとりでも、料理の注文から「料理が届きました。ありがとう」という会話終了までのメッセージのやりとりは実に23回。

ペナンに越してくる前は長いこと韓国に住んでいたので、「悩まず、即決、即行動」はそれなりに身についたのですが、南国のゆったりとしたペナン島にきて8年、韓国で身につけた“素早さ”がペナンで失われつつあるとはいえ、この街でも、ふとした瞬間にその感覚が蘇ります。

ペナン移住半年の感想!韓国生活との違いと心の変化

ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?

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