こんにちは!たびなすびのちかです。
釜山に来たら、お刺身食べたくありませんか!!!
食べたいですよね!(決めつけ)
ということで、今回は、
地元民行きつけの活魚市場で刺身を買って、隣の屋台に持ち込んで食べる方法!
をお届けします。
韓国語しか通じなくて難易度は高いですが、うまくいけば、
達成感半端ない!
ディープな釜山が見たいんだ、俺はっ…(私でもいいけど)、という君!
行くんだここへっ…。
釜山でおすすめの刺身市場と屋台は広安里ビーチのそば
↓行ってほしい活魚市場はずばりここですよ
ネイバーマップはこちら
広安里ビーチ、海を正面に左にずーっと歩いていった端っこにあります。
周りは開発地区なので工事中で、「ここ!?」ってなると思いますが、そこです。
韓国語のデコ看板で、
『민락어민활어직판장』
(民楽漁民活魚直売場)
と書いてありますので、それを目印に…。
え?アルファベットとか漢字?
そんなものは無いぞ!!
オールハングル!!
暗記だ!!
さあ、ディープ釜山へまいろう…。
まずは、活魚市場(魚市場)でお刺身を買おう
店の選び方
上記の活魚市場には、無数のお店がブースになってひしめき合っています。
私達のお店の選び方は、
- お目当ての魚(イカ)がある
- 寡黙そうなおじさんがいる(夫の希望)
の二つ。
お店によってそれほど値段に差はなく、気になるとすれば「やりとり」と「切り方」ですかね。
これまでの経験上、寡黙な店主は推しも強すぎず、おじさんのほうが切り方と魚の並べ方が丁寧であったことから、夫が頑なに寡黙なおじさんを探します。
これは、好き好きなので、基本どこでも大丈夫。
また、私は大のイカ好きなんですが、
イカの取扱が少ない日は、イカが置いてあればどこでもよい、というスタンスになります。
魚の買い方
お店が決まったら、早速魚を買いましょう!
食べたい魚を告げると、重さで価格を確認して、お刺身用に切ってくれます。
↓魚市場でよく見かける魚
・광어(クァンオ=ヒラメ)
・방어(バンオ=ブリ)
・숭어(スンオ=ボラ)
・조기(チョギ=イシモチ)
・산낙지(サンナクチ=テナガダコの踊り食い)
・오징어(オジンオ=イカ)
※ボラとか最初「えっ…」ってなるけど、臭みが全く無くすごく美味しい!しかも安い。おすすめ。
大人数のときはそれでもいいんですけど、たまに夫と二人で行くときは、たくさん食べられないので、
「イカ入れて、○万ウォン分ください。」
となどと伝え、明朗会計にしてました。
そうすると、お店の人があれこれサイズ感や種類を考えて作ってくれるので、おもしろいし、ボラれることもなく安心。
まあ、ここでボラれるってことはないと思いますが。
但し!
韓国語以外通じないので、フレーズを暗記していくかメモっていったほうが無難。
↓魚市場で使えるフレーズ
○만원어치 주세요
○マンウォンオチ ジュセヨ(○万ウォン分ください)
○は指の本数で通じると思う
※2〜3万ウォンくらいからがお手頃の魚一匹の相場です
どこで食べるの?と聞かれるので、ポジャンマチャ(屋台)と言ってください。
てか、何言ってるかわからなかったら、ポジャンマチャでいいです。多分それを聞かれてる。
↓ここで使えるフレーズ
・포장마차로 갑니다
ポジャンマチャロ カムニダ(屋台に行きます)
その辺の公園で食べる人もいるので、チョジャン(韓国の赤いソース)や醤油、わさび、箸などが必要かどうか聞いてるんですね。
注文が終わったら、おじさん(おばさんでもいいけど)が魚をさばくのをひたすら見守るっ!
別に出来上がるまでウロウロしても構いませんが、作業を見てるのが面白いので私はじっとしてる…。
魚の皮を剥いだり、イカを千切りにする機械もあるんですよ!
お刺身への取り組み方が、日本とは一味違うので是非ご覧あれ…。
お刺身を持って屋台に行こう!
市場を出ると、横の道路にずらりと屋台が並んでいます。
お店の選び方は、
どこでもよい
です。
屋台での注文手順
テーブルに付いたら、人数分のチョジャン代(=席料みたいなもの、5,000ウォン)がチャージされます。
買ってきた刺身は適当にテーブルに並べる。
チョジャン(赤いソース、醤油とわさびは言えばくれる)、サムジャン(味付け味噌)、野菜セット、にんにくスライス、唐辛子、
など、お通し的なものが運ばれてくる。
全ておかわり自由。
飲み物は瓶ビール、ソジュ(韓国焼酎)、サイダー、水(無料)など。
実は手ぶらで屋台に入っても、お刺身は注文できるので、時間がなければ市場を飛ばしてもOK!
でも市場で買うの楽しいから体験してほしいけどね。
屋台で韓国的に刺身を楽しむ方法
刺身って言ってると、日本のお刺身をどうしても期待してしまうので、ここからは、
회
フェ
と言いましょう!
いいですか、あなたの目の前にあるのは、フェです。
フェフェフェフェフェ…
日本のお刺身のように、キレイに並べられてないでしょう…。
山のようにこんもりと無造作に積まれる、それがフェなのです。
そこから数切れをとり、サンチュに乗せましょう。
その上にサムジャンとにんにくスライスを一切れ加え、
食すっ!!!
うまーーーーー!
うまうまうまーーーー!
うん、刺身じゃないね。これは。
シーフードサラダだよね。
もちろん、わさび醤油も確実に美味しい。
しかし、このフェの食べ方は絶対に日本ではできませんよ、もったいなくて!
韓国、しかも釜山だからこそできる、ご当地グルメなのです。
しかもそのフェ、君がさっき選んだ魚だぜ…。
最高じゃん…。
屋台でのシメにメウンタンを注文しよう!
そろそろ食べ終わりましたか…?
さて…と、
ちょっと待て!まだ席を立つんじゃない!
식사(シクサ=食事)がまだでしょうが!!
シクサを食べずして、一日が終われるのでしょうか。
いや、韓国人なら終われない。
韓国では、焼肉やお刺身など、お酒付きのメニューの場合、最後のシメの炭水化物をなぜかシクサ(食事)というのである。
シクサ食ったわ今!!!
と言わずに、韓国スタイルで行きましょう…。
フェのシクサの絶対的王者は、
매운탕(メウンタン=辛いスープ)
です。
一択、迷うなかれ。(てか、メニューにそれしかない)
フェ屋さんのメウンタンは、お魚のあら汁なので、だしが効いててめちゃくちゃうまい!
ただ、文字通り辛いので、苦手な方は、
덜맵게 해주세요
(トルメプケ へジュセヨ=辛さ控えめにしてください)
と言うか、これを見せましょう。
支払いは現金がよい
私達が2019年4月に入った屋台は、韓国では珍しく現金のみ。
屋台でかかったのは、
席料二人10,000ウォン、ビール1本4,000ウォン、メウンタン10,000ウォン、ご飯2つ2,000ウォンの、
計26,000ウォン
でした。
持ち込み料などはなし。
釜山の魚市場で刺身を買って屋台で食べよう!【復習】
市場のブースで、好きな魚を選ぶ。選ぶのが難しければ「いくら分」と言うと明朗会計。
↓
市場で買ったフェを持って、屋台に行く。
↓
サンチュとサムジャンに包んで食べる
↓
シメにメウンタンを頼む。
完璧。
これを韓国人に頼らずにこなせれば、釜山マスターと言ってもいいでしょう!
外国人観光客(単独)はほぼ見ないので、本当の釜山の雰囲気を感じることができます。
屋台の中、超うるさいから。
この間行ったときは、酔っ払った3グループとも、
チングヤー
ウリチングー
チングニカー
直訳
友よー
うちの友達ー
友達だからー
ってチング(=友達)コールが鳴り響いてたわ…。
ちなみにチングの詳しい解説も書いたよ▶韓国の友達(チング)は友達じゃない!?初対面でもすぐに友達になる場合あり!
というわけで、メジャーな釜山に飽きた方におすすめのスポットでした!