
2016年4月
こんにちは!たびなすびのちかです。
イケてる女子の習い事といえば「ヨガ」。イケてる女子をいつも目指している私も菅野美穂さんのヨガライフを雑誌で拝見し、その素敵さと同年代とは思えない美しさに感動。
私もヨガをすれば菅野さんのように美しい体型になれるのだと思い込み、ヨガを始めることにしました。
韓国人は型から入る派
韓国は空前のヨガブームで、町中のいたるところにヨガ教室がオープン。ジムに入会するとヨガレッスンが無料で受けられたりと、自分のスタイルに合わせてスタイルが選べます。
私は友人からの紹介で、家から徒歩5分の駅前にある個人経営のヨガ教室を訪問。
先生は26歳の大学の舞踊学科を卒業した女性で、すんなりとしたスタイル抜群のうりざね顔の韓国美人です。日本語を勉強したこともあるらしく、日本に好意的な印象のよい人でした。
入会する前に一度体験してみてから決めたい、というと快くOK。私は持ってきた短パンとTシャツに着替え、いざ、レッスンルームへ。
生徒たちがマットの上で準備運動をしているのですが、全員が最新のヨガウェアを身にまとっていました。
若い子はもちろん、妙齢のぽっちゃりおばさまも、蛍光ピンクのぴっちりブラトップにヒップラインくっきりレギンスでキメキメです。
Tシャツ短パンの私は掃除に来たおばさんのようでした。
先生が豹変「あなたのために」
体験レッスンでは体の硬さが目立ったものの、先生も初心者ということで配慮してくれました。
きついポーズはありましたが、終わった後の爽快感がマッサージ後のような気持ちよさだったこともあり、入会することに。
こうして始めたヨガにより体調もよくなり、いい気分転換でもあります。
さらには他の生徒の方より遅く入ったにもかかわらず、進行にも難なくついていけるようになり「結構私に向いているかも、ひひひ」などと調子に乗っていました。
実は韓国女性は高校まで熾烈な受験戦争にさらされているため、学校の体育の授業もほぼ受験教科学習に振り替えられることも多く、”選手”と呼ばれる将来プロを目指すような学生以外は、あまり本気で運動をしたことがありません。
日本人のお子さんで現地校に通いながら、放課後にサッカーをしていたら、担任の先生に親が呼び出されて「◯◯くんは、放課後も校庭で遊んでばかりで、塾にでも通わせたらどうですか?」ってちょっと怒られれたよ、ママが。
だからね、習い事もほとんど座学の勉強のみ。
大学に入ってダイエットに一念発起したり、主婦になって時間ができると人生で初めて運動を始める、という人が少なくないのです。だから、肌も白い↓
韓国人の肌はなぜあんなに白くてツヤツヤなのか?10年住んでわかった本当の理由とは
一方、日本ではほとんどの人が体育でマラソンを走り、運動会のために日々練習をしたり、部活で汗を流したりしているため、新しい運動を習得するのも韓国人に比べて早いような気がします。
オリンピックなどを見ると、鍛え抜かれた韓国の選手は爆発的な力を発揮するので潜在能力はとても高いと思うのですけどね。
とてももったいない話です。
幼少期喘息の兆候を恐れた母により2歳からスイミングに毎日通わされ、中学校でソフトボール部に所属していた私は、そのヨガ教室の誰よりも習得(だけ)は早かったのです。
それを見抜いた先生、優しさが豹変、厳しい鬼コーチへと変貌しました。
趣味とは思えないスパルタレッスン
体が硬くて足が開かないと、
バランスを崩しフラフラしていると、
きついポーズを維持できないと、
私は一体どこに連れて行かれるのでしょうか…?
趣味で始めたつもりのヨガが、何やら部活のようになってまいりました。次第にヨガ教室に行くのが、学生時代の部活に向かうような重い足取りに…。
だって、待っているのは鬼コーチ。
部活システムに洗脳され気味の私はしばらくの間厳しいレッスンに耐えていたのですが、いよいよ精神的負担を感じてきたため、先生に直談判することにしました。
相当私に素質がありそうですよね?
でも、違うんです。だって私の知り合いの韓国女子たちは、腕立てとかもあまりできなかったりするんです。同僚の先生なんて、「私、ちゃんと走ったことない」とか言ってるし。
私が素質があるのは腕立てが難なくできたり、普通に走ったりできるから。
部活のようなスパルタヨガ教室が負担となり数週間でやめてしまい、未だに菅野美穂になれないでいる私。
はやく菅野美穂になりたーい…
星の数ほどある韓国のヨガ教室、先生が皆こうではないのでご安心を!
最後まで読んでくださりありがとうございます。
📩 ご感想・メッセージ・ご質問等はこちらから 📩

ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?