マレーシア暮らし

ペナン島でレンタカーを借りて運転してみたよ!一番怖いのは山道の狭さ!

2017年11月

こんにちは!たびなすびのちかです。

配車サービス(Grab)が便利すぎる、昨今のマレーシア交通事情。

プロモーションをバンバン打ちまくって、ほとんどタダ!みたいな乗車もあるので、コスパを考えるとウチにはいらないかなーと思ってました。

ただ、車所有の良さもわかるんだ…。自由度で言えば、自家用車が断トツ!目的地を決めずに気ままドライブもできるし、寄り道だって自由自在だしね。ほら、途中でお腹が「や…べ…」ってなったって大丈夫じゃん…。(わたし、よくある⋯)

もしかして、ペナンで運転したらもっと楽しいことが待ってるのかも!ということで、一日限定でレンタカーを借りることにした!

軽自動車が24時間100リンギット、でもプラスαかかる

ネットで『Penang rent car』で検索すればわんさか出てくるので、とりあえず目についた会社に連絡しました。数件連絡して、一番レスポンスが早かったところに決定。多分そういう会社が何かあった時に迅速に対応してくれそうだったから。

希望の車種と借りたい日と期間をWhatsApp(LINEみたいなやつ)でやり取りして、「じゃ、明日10時に持ってくから!」とのこと。

私たちは『AXIA』という1000CCのマレーシア国産車をオーダー。小型車なのでオトクだったからね!24時間100リンギット(約2600円)。更に、プラス配達代往復50リンギット(約1300円)、デポジット300リンギットがプラスされました。

配達代っていうのは、家の前まで車を持ってきてくれるシステムなんです!

これ超便利ですね。引き取るときも同じです。ただ、長期で借りる場合はいいですが、私達の場合、今回は一日だけだったのでレンタル代が1.5倍になっちゃったよね。

ちか
ちか
ねえ、もし取りに行ったらタダになるの…?

って聞いたら、

レンタカー
レンタカー
まあそうだけど、空港の周りだよ、会社

とのこと。

家から空港までだとGRABでも往復50リンギット以上かかるので、結果オトクだった!!

早速運転!右ハンドルに戸惑う夫

マレーシアに住んでいる日本人の中には、日本で所有してた車を持ち込む人も多いんですが、それって同じ左側通行だからですよね!

でも、私たちは韓国から来たので、反対!

よし
よし
違和感!!

と、夫は半日言い続けてました。晴天の中、何回もワイパーとか作動させてたよ。とはいえ、釜山でずっと運転しまくってたので、最終的には慣れたようです。

返す朝に。わかったこと:一日運転すれば逆側通行は慣れる。

マレーシアの運転、ここが危ない!

一日運転してみると、Uberに乗ってただけじゃわかんなかったことに沢山気づきました。まず、

道が超狭い、特に山道

マレー半島側はどうかわかりませんが、ペナン島は島なので、くねくねした山道が至る所に存在します。今回はペナン島一周がとりあえずの目標だったんですが、山道がたくさん!

トンネルはほとんどなく、ヘアピンカーブみたいなのがたくさんあります。

道が激せま!!

田舎の一本道みたいな道あるじゃん、そういうの多いんだけどさ、なぜか、一応全部に中央線引いてるわけ。

ギリギリすれ違えるか!?レベルの幅の道で。忘れないで下さいよ、山道のカーブでだからね。これね、超よくない!!

中央線なければみんな裁量で注意しながら運転するかもしれないのに、下手に線引いちゃってるから安心感が出て飛ばしてくるのよ!

こっちも線を一応の目安にしちゃうから、対向車がはみ出してきたとき超ビビる…。

危うく端っこの溝にハマりそうになったこと数回…。

小さい障害物が多い

歩道が整備されてないからか、車道を歩く人がちらほら。また自転車、リヤカー、椅子、店…などはみ出してる物体が結構多い。

それから、また山道ネタに戻るけど、土砂崩れが多くて石がゴロゴロ落ちてたし、工事してるところもめちゃくちゃ多いのでそれが更に道路を狭くする原因に…。

しかも工事をしてるからって、片側通行を徹底されるサインがあるわけじゃないので、「きゃー!車来たんですけどー!」みたいにもよくなる。

あとは、バイクが多いので、急なバイクの飛び出しとかが怖いね。

一方通行が多いし、道路を把握してないとこんがらがる

マレーシア全体的に言えると思いますが、一方通行がめちゃくちゃ多いんですよね。

だから、「この店はあのへんにあるな」と、頭の中に空間地図を思い描いてたとしても、すんなり行けないこと多数。

で、左行ってー、右行ってー、また右ー、左ー、右ー、ってやってるうちに、自分がどっちの方向に向かってるんだかわからなくなる、と。

まあ、でもこれは、ナビ見れば解決するので大きな問題でもないかも。どうせ碁盤の目みたいな道路でも迷うしさ…、私の場合…。

マレーシアの運転、ここがいい!

逆にマレーシアの運転これはいいな!と思ったところもあります。

クラクションはほぼ聞かない

青信号に切り替わってちょっともたついても、車線変更でギリギリ入っても、対向車に道を譲っても、歩行者の横断を待っても、クラクション一回も鳴らされなかった!!!奇跡…。

煽られない

上記の通り、山道の運転が非常に怖かったので、めちゃくちゃゆっくり走行してました。ほんと、教習車か?!レベルで。

でも、誰にも煽られなかった…。

あ、煽られないって、車間距離を詰めたりとかはありました。詰めてきたのか、詰まっちゃったのかはわかんないけど。

だけどさ、けたたましくクラクション鳴らされたり(しかも背後数台に渡り)、ハイビームで煽ってきたり、そういうの全然なかったよ!

入れてくれる

車線変更のときは、基本的にウインカー出してちょっと寄れば、ほぼ入れてくれました。

十字路とかでも、止まって「行きなー」みたいなのも結構あったな。

だってさ…前に住んでた釜山(韓国)では、家から出る道でさえ、50台位絶対に入れてくれないこととかあったもん・・・韓国では。決してオーバーではない!

おわかりでしょうか、私共の判断基準は全て韓国生活に則っております…。了承してくれ…。

↓見てよこれ。前へ!前へ!先へ!先へ!の思いが強すぎて、「一時停止線守ろうキャンペーン」とかやってた・・・。

自分の国と比べると外国の運転は全部怖い

確かにね、マレーシアの運転危ないと思います。交通ルールを考えれば、めちゃくちゃなこと多いし。

だけどね、喧嘩腰じゃないじゃん、運転。それがいいよね。

しかも私達が住んでたのは、あの韓国で!一番!気性が荒いでお馴染みの、釜山ですから。

もう怖いよー、皆。警察すら怖い。全員石原軍団。

夫に至っては、日本の免許すら持っておらず、基本運転は釜山が中心で数年すごしてるので、

よし
よし
なんか…物凄く⋯やわらかい…雰囲気…

を連呼してました。

マレーシアの運転に関しては、ほとんどの外国人が「よくない」と言ってます。

ただ、私は要は慣れ、だと思います。やっぱり自分の国で運転してれば、暗黙のルールみたいなの、ありますよね。

だって、「マレーシアの運転怖い!」って、タイ人も、中国人も、ルーマニア人も、アメリカ人も、イエメン人も、韓国人でさえ!!!言ってたよ。

「うちの国も荒いけど、皆スキルあるし、ルールがあるのよ、ちゃんと!」ってタイ人が力説してたけど、あんま変わんないんじゃないか…?と思う。

まあ、だから韓国の運転怖い!とか言ってますけど、もしかしたら夫なんかは慣れでいえば、釜山のほうがラクかもしれない…。

決まった場所を毎日往復する程度であれば、結構ペナンは誰でも運転できると思います。(でも山道はちょっと怖いかも!)

韓国で5年ぐらい運転していた夫は、

よし
よし
韓国は、とにかく、はやい。怖い。ハイビームとクラクションの嵐。

日本は一時帰国したときに運転して感じたのは運転マナーがとてもよくて、運転しやすいんだけど、マナーがよすぎて、こっちが違反してしまっているんじゃないかって物凄く緊張しちゃう!

マレーシアはちょうどいい。緊張せずに、感覚で運転して大丈夫な感じ〜。

と言ってました。

結局車は便利だったのか

ウチに限って言えば、いまのとこ、やっぱいらないかな。

理由は以下。

・ペナン島は狭いので、ふらふらドライブしたい場所があまりない
・よく行く街中は、駐車するのが面倒くさい
・島の半分は山道経由で、あまり運転したくない
・買い物レベルであればGRABとかで十分

これは、もう家族形態によります。通勤・通学があれば車がないとどうしようも無いでしょうし。

私たちが自家用車を持つメリットは、圧倒的自由自在に動けること。それにはペナン島自体に自由自在に行きたい!思えるほどのエリアもないんですよね。

ペナン島自体がこじんまりしてるので、車で行くと大げさっていうかなー。

今回わかったこと:いまんとこは、たまにこうやってレンタカー借りるくらいがちょうどいいかな!GRABも楽しいし。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
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ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?

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