
2008年1月 @ Old Town, Dubrovnik
冬のドブロブニク滞在中のとある晩、コンタクトのケア用品が切れていることに気づきました。すでにシャワーを浴び終えていたので、真冬の夜に出かけるのは気がのりませんでしたが、ヒートテックを重ね着して、「この中世の街にコンタクトレンズなんて存在するのだろうか」と考えながら、ドブロブニクの旧市街へと繰り出すと、冬の夜だというのに、不思議と暖かい。正確にはとても寒いのに温かい。
街に灯るやんわりとした白熱色が行き交う人々に極上のヒーリング空間を演出しているからだろうと思います。 これがヨーロッパの冬だというなら、日本の冬とはまた違った良さがある。
白い吐息舞う中世の街並みにオレンジ色の灯りが作りだす何とも言えないこの景観は芸術そのもの。
SOBE<=民宿>を出てきた理由を忘れてしまうほど美しい街並みに見惚れ、だいぶ遠回りをして目的地の薬局に辿り着き、無事、洗浄液を手に入れました。どうやら、訪れたその場所は、クロアチア最古の薬局だったみたい。
この中世の街にオプティフリーは似合わない。
📍撮影場所 @ Old Town, Dubrovnik
旅日記から切り取った過去旅のひとコマ
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ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?