
こんにちは!たびなすびのちかです。
今日はペナンのマーケットに買い出しに行ってきました。イエメン人の友人と!
なかなか知り合う機会はありませんでした、今までの人生では。マレーシアに来た途端にかなりレア国家の人たちと友達になれて、嬉しい限りです!
内戦中のイエメンからマレーシアへ
イエメンにはソコトラ島というところがあるのですが、そこが、リアルナメック星!
※ナメック星=ドラゴンボールに出てくる架空の惑星。
旅好き夫はことあるごとに、ソコトラ島を旅先候補としていましたが、現在はいけません。なぜならイエメンは現在、内戦中だからです。
彼ら(イエメン人夫婦)と初めて会ったとき、
「イエメンかー!ソコトラ島に行くのが夢なんだ!」
と夫が言うと、
「いいところだよー、でも今は戦争中だから行けないよ。」
と言われ、複雑な気持ちになりました。
マレーシア政府がイエメン内戦を受け、ソーシャルビザ(?)とかいう滞在許可(半年ごとに更新)を出しているのだとか。
とはいえ、イエメン人なら誰でももらえるわけでもないらしく、「取るのが大変だった」とぼやいてました。
イ「でも滞在ビザをくれるのは、マレーシアとエクアドルしかなかったの…」
私「エクアドルって!」
イ「ね、行ったこと無いけど、英語も通じるし、ペナン生活はとってもエンジョイしてるから、マレーシアを選んでよかったと思ってる!」
私「だよねー」
なんか、すごい選択肢だな…。
おしゃべりが止まらない
いつも明るい夫婦で…、いや、…てか、明るすぎ?
弾丸トークがすごい。特に旦那のほうが。
イエメンってアラブの国でしょ。アラブ人って友達にいないので、モロッコ旅行での出来事としか比較できませんが、とにかく話す話す話す!
もうみんな俺の話飽きてんな…とか、どんどんテーブルから離れていってるぞ…とか、全然気づかないみたいよ。
もちろん彼らは英語ネイティブじゃないんですが話が止まらなすぎて、アメリカ人も話すの諦めてた…。まあ、他に知らないんでこの旦那さんだけかもしれませんが、これが国民性であれば、 いろいろすごそう。
私が仲良くしてる奥さんのほうも、そんな旦那をたしなめるでもなく、自分も好きなこと喋ってますけどね。
母国イエメンが大変で家族も心配でしょうが、ペナン生活は楽しそうでよかったです!
イエメン人夫婦、お風呂にハマっているらしい
うちのコンドミニアムにはホットスパがあって、一緒に入ってるときのこと。
入浴剤をあげた他の友達と、
友「ちか!あの粉ここに入れればいいじゃん!」(冗談)
私「確かに!密かに入れてロマンチックな香りにしちゃおうか!」
なんて話してると、
イ「なにそれ?」
私「お風呂に入れる日本の温泉パウダーだよ」
イ「想像がつかない!」
私「バスタブに入れるとたちまちロマンチックな雰囲気になるんだよー」
イ「なにそれ!!」
とかなり興味津々の様子だったので、早速彼女にもいくつかあげたんですが、全て日本語表記だったので、
イ「うわー、全然わかんない!!」
私「だよねー、(説明するも長いので)あとは色で判断してよ」
イ「(紫の袋を指して)これはラベンダーかな」
私「当たり!!じゃあこれは?(ピンクの袋)」
イ「バラ?」
私「正解!まあ、大体こんな感じだよ。」
イ「これって、どのくらいで消えるの?」
私「は?」
イ「色が消えるんじゃないの?」
私「えっ…消えないよ…」
イ「へえええ!そうなんだ。じゃあ、どのくらい入れるの?」
私「バスタブ一杯に一袋だよ…」
イ「そうなんだー。じゃあ、入れてからどのくらいで入浴できるの?」
私「えっ…すぐ…」
イ「それはいいね!で、どうやって入ればいいの?」
私「どうやってって…?」
イ「身体に塗り込むとか、制限時間とか…」
私「ない、ない、そういうのない!ただいつものように入ればいいんだよ、色と香りがつくだけ!」
イ「あ、そうなんだー。楽しみー!ありがと。」
そうだよね、未知のものってわかんないよね。
私たちには当たり前のものですが、彼らには初めて見るものだったので、もらったもののどうすりゃいいの?って感じだったんでしょうね。日本語だし。
苦労の多い彼らの境遇ですが、少しでも癒やしになればいいな!
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?