マレーシア暮らし

ドライバーさん、その話ってどこまで本当なの…【Grab乗車記④】

2017年7月某日

こんにちは!たびなすびのちかです。

Grab乗車記④いってみましょう!今回はなかなか独特なドライバーさんでした。

今までで一番歴史ある(?)車

友人を迎えに空港までGrabを使ったときのこと。

…今までで一番年季入った車っ!

 

私「ピカピカの車が多い中で珍しい…」

夫「特別古いってわけじゃないけど、そう感じるね」

 

そんな感想を抱きつつ車内へ。

 

私「ハロー」

運「ハーイ、…空港までね、オッケー!」

 

車内のムスリム系のお守りと顔つきから判断すると、マレー系の運転手さんにようです。年齢は50歳前後といったところ。走り出すやいなや質問攻め。

 

「どこから来たの?」

「どのくらいいたの?」

「なんで空港に行くのに荷物ないの?」

 

かなりおしゃべりな運転手さんと見た!(話し好き運転手さんしか乗車記書けないからね…)

マレー系ドライバーのアドバイス

運「僕テレビで日本についてのドキュメンタリーとか見るけどさ、本当にいい国だよね!」

私「え、ありがと。どんな番組みたの?」

運「なんだっけー、エコシステムっていうの?すごい進んでてさ、環境のこととか考えてるでしょ。」

私「まあねー、その代わりゴミ出しとかメチャクチャ大変だよ!」

運「それでもみんな守るじゃん、マレーシアなんかダメだもんなー、めちゃくちゃ!」

私「でも、そんなマレーシアが好きだよ、私は。」

運「だめだめ、外食なんかしたらね、すぐ死ぬからね。」

私「えっ!」

運「何入ってるかわかったもんじゃないよー!だから外食してる病気になって死んじゃうの。」

私「…まあ、でもほら、けっこう美味しいじゃん。便利だし。作るのって面倒くさいんだよー。」

運「ダメダメ、マレーシアの食料品はね、輸入品ばっかだから。タイとかー、中国とかー」

私「まあそうかもねー、市場でもよくみるよ。」

運「そうだよ!だってね、中国の食料品なんてプラスチックで出来てるから!」

私「えええ!?そんなわけないじゃん、だったら食べてもすぐ分かるし!」

運「いやいや、そういう技術だけはね、すごいんだからあそこは。中国の米はプラスチック混ざってっから!」

僕のおばあちゃんはなんと…!

マレーシアの生活に危機感を持っているらしい運転手さん。

日本では環境に配慮した生活をしていて、食料品の安全性もすばらしいと聞き、とてもうらやましいんだとか。

 

運「だからねー、マレーシアで長生きしようと思ったら都会に来ちゃダメ」

私「なんで?空気悪いから?」

運「それもそうだけど、田舎の人は自給自足してるからさ、安心でしょ食べ物。」

私「まあねー、でも都市のほうが便利じゃん」

運「いや、田舎の人は農業で身体も丈夫になるしね。だって、僕のおばあちゃん、120歳だし。」

私「ええええええええ」

運「妹も元気、110歳位。」

私「ええええええええええ」

…ほんとかいな。

このドライバーさん、若干大げさに話をするタイプかもね。

ドライバーさんによると、自分の田舎は未だに自給自足生活をしてる人が多くて、自分が都市で生活してると田舎の生活がどれだけ健康的か感じるんだって。

でもさ、120歳ってちょっと盛りすぎじゃ…。もしかしてその世代のマレーシア人とかは、自分の年がはっきりわからないかもしれませんね。

昔は出生届とかなかっただろうし。

マレーシア生活長い日本人に聞くと、「延々と同じ気候過ぎて、いつ一年が過ぎたかもよくわからない」って言ってたしな。100年位生きてたらもうよくわかんなくなって当然…。

ドライバーさん、15年後にできる電車の話をしてるときに、「俺、65歳だから、もう死んでるな!」って言ってたから今50歳くらいだと思うんだけど、65歳で死ぬ(と思ってる)のは早いな。

※ マレーシアの平均寿命は74歳(2015年)だけど、中華系、インド系、マレー系の順に長いみたい。

というわけで、おおよその話が大げさすぎるドライバーもいるので、聞き流すことも必要!

ということがわかった、今回の乗車記でした!

最後まで読んでくださりありがとうございます。
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ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?

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