マレーシア暮らし

「ペナンはクアラルンプールより暑い」は本当か?理由は恐らくこれ。

こんにちは!たびなすびのちかです。

南国の島、ペナンでは日中の強烈な日差しの中での街を歩き続けると大変なことになります。それはペナンだけでなく、常夏の東南アジアではどこも同じ。ときどき「クアラルンプールよりもペナンのほうが暑い⋯」という話も聞きますが、実際ところ、気温に大きな違いはありません。

恐らく、そう言われる理由は、クアラルンプールのような都心ではエアコンの効いたMRT(電車)に乗って、モール間を移動したり、車やGRABで目的地から目的地へと移動することが多いため、街なかを20分〜30分と歩く機会が少ないからではないでしょうか。

一方のペナン。ペナンと言えばジョージタウン。ジョージタウンと言えば街歩き。そんな場所。なので、ペナンを訪れる人の多くが屋外を歩くため、「ペナンは暑い!」と感じやすいんだと思います。

ペナンの日中は危険レベルの暑さ!特に3月〜5月。

Georgetown_Penang_ペナン

初めてペナンに来た数日間、私は11時頃から活動を開始していました。徒歩移動をしてみたものの⋯テクテク…テクテクテク…テク…「暑っ!!!」

知人の忠告を思い出します。「10時から夕方までは日なたは歩けたもんじゃないわよ!」まさにその通り。街を見渡しても、炎天下を歩いている人はほぼ皆無。2キロくらいなら歩けるだろうと思ったのに、1キロも進まないうちに汗だく…。

ペナンの人々はどこにいる?答えはモール!

暑さに耐えきれず、近くのショッピングモールに避難。すると⋯街にはいなかった現地の方々が⋯みんなここにいたのね!

マレーシアでは、日中は車移動が基本。屋内で過ごし、朝夕に外出するのが一般的なスタイル。最近では東南アジア全体で巨大ショッピングモールが増加。日本のイオンモールよりも大きなモールがあちこちにあり、モール内を歩くだけで運動不足解消にもなりそうです。

ペナン観光に必須のアイテムとは?

徒歩移動をしている私の髪は…ペタ…と頭皮に張り付きます。その原因は麦わら帽子。それでも日差しが強く、サングラスも必須。ちなみに夫からは、「なんか、韓国ドラマのマダムみたいだよ。」と言われました。

でも、ペナンで帽子なし・サングラスなしは自殺行為。見た目がどうであれ、私は帽子をかぶる!

観光客と地元の人を見分ける方法

観光客や在住外国人はかなりの確率で帽子とサングラスをしているんですが、地元で帽子をかぶっている人をあまりみません、特に女性。男性は野球帽を被ったりしていますね。

理由を地元の中華系マレーシア人に聞いてみたら…「5分以上は歩かないからね」とのこと。ペナンは完全な車社会。日中の移動は基本ドアツードア。バス通勤でも、朝と夕方しか外に出ないので帽子は不要。

なるほど、暑さを避ける術を持っているからこそ、帽子なしで生活できるんですね。観光客や車を持たない外国人は徒歩移動が多いので、帽子とサングラスが必須というわけです。

ジョージタウン散策の後のオススメスポット

そんな日中は暑いペナンですが、やはり観光のハイライトはジョージタウンの街歩き。でも、長時間歩くと暑さでヘトヘトに…。そんなときは、おしゃれなカフェでひと休みがおすすめです。

さらに涼みたいなら…GRABでガーニードライブのモールへ行くのもアリ、もう少しリゾート気分を楽しみたいなら、「ペナンのヨーロッパ」とも呼ばれるストレイツキーモールでのんびりするのも◎。

冷たいドリンクを片手に、潮風を感じながらゆったり過ごせる贅沢なひととき。

ペナンの暑さ対策を万全にして、快適な観光を楽しんでくださいね!

ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?

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