
2017年3月にペナンに越してきたばかりのときにはじめて近所の市場(タンジュンブンガマーケット)へ行ったときのストーリーです。
こんにちは!たびなすびのちかです。
滞在ビザの承認待ちで、3ヶ月は観光ビザで滞在している私たち、知り合ったカップルに、「食べ物は絶対市場よっ!」と、力説されたので、早速行ってみることにしました。
タンジュンブンガ(Tanjung Bungah)マーケットにバスで行ってみた!
コンドミニアムから歩いていける場所に市場はないようなので、バス移動で一番近い市場を探し、見つけたのがここ。
タンジュンブンガ(Tanjung Bungah)マーケット(地図)
まずは、私一人で行ってみました!
営業時間を確認すると、AM7:00〜PM12:00(火曜はナイトマーケットも開催)とあります。現在11時。
「きゃー、早く行かなければ…。」と、バス停を目指すも、バス停までの道のりのはほぼ日陰がなく、5分の徒歩が灼熱地獄。
「暑い…暑すぎる…」
どうにかバス停までたどり着いたものの、今日に限って、バスがバス停にとまらない。満員だったからなのか、後ろが詰まってたからなのかわかりませんが通り過ぎてしまい、その後40分待たされる。(15分間隔のバス)
いや、後ろが詰まってたからではあるまいな、40分来なかったんだから。東南アジアなのでこのくらいはどうでもいいんですが、今日はダメっ!なぜなら、12時で閉まる市場のために、こんなに大量の汗をかいたのを無駄にしたくないの…。
隣のマレーシア人すら待ちくたびれてバイクタクシーを呼んでましたから、全人類共通の遅さだった模様。どうにかこうにか11時45分にバスに乗車することができました!
果たして間に合うのか!?
マーケット到着!12時過ぎてもお店やってたよ
グーグルマップGPSの数メートルの誤差により、多少迷いましたが、行ってみると…「何で迷うの?」と自分でツッコみたくなるほど、超わかりやすい立地でした。到着したのがなんと12時過ぎ。
「あちゃー!今日はもう無理かなー」なんて思いながら建物に向かうと、まずホーカー(屋台風食堂街)エリアが目に入りましたが、ほぼ閉まってる(泣)
しょうがない…今日は場所の確認だけ…と奥の建物へと進むと、まだ売ってたー!よかった!
野菜に果物、肉、魚なんでもあるよ!
まず目についたのは八百屋さん。種類、めちゃくちゃ豊富!!
- 日本のもののような細い大根もあるし(韓国のは切り株のようにデカイ)
- 青菜も野沢菜みたいなのとか、おひたしにできそうなものが何種類も。(韓国ではほうれん草とか大根の葉くらい?)
- アスパラもインゲンもオクラもある!(韓国でほぼ見たことないか、めっちゃ高い)
- ライムっ、パクチーっ…(韓国…)
「韓国と比べるんでないっ、私!」
でも、韓国からペナンに越してきて、まだきて1ヶ月も経ってないから比較してしまう⋯。
私の現実はここ10年ほど韓国・釜山にあったものでしてね…。
ペナンの市場は少量多種買いができる
ペナンの市場は、ザルみたいなのが渡されて、その中に好きなものを好きなだけポンポン入れていきます。びっくりしたのは、1個とか1房からでも大丈夫で、それぞれグラムで測って金額を計算してくれます!
韓国にいたときは「玉ねぎ20個から!」「イチゴはひと山(ザルに入ってるの全部)から!」みたいな縛りがない。韓国の市場に一人で行ったら、5種類も野菜を買えば徒歩で帰るのはトレーニングでした。

マレーシアの場合はちょこちょこ色んな種類が手に入ってめちゃくちゃ便利!
ペナンの市場で怒鳴っている人はいない
それより、ペナンの市場で怒ってる人がいない⋯。
市「そのマンゴーは甘いよー、でもあと3日くらい食べられないよ」
私「この大きいのは?」
市「これはマレーシアのでグッドだよ!これにする?」
私「うーん、一人できたから重くて無理かもー、旦那と来た時に買うね!」
市場「そっかー」
ニコニコ⋯
ん?ニコニコ?市場で?
いや、そこはさ、
「買うの!?買わないの!?何で?これ今旬だよ!!」って怒鳴って、勝手に袋に入れちゃわないの?で、どうしようもなくて買っちゃうパターンじゃないの?
もし要らないって言ったら、「買うって言ったじゃないかっ!」って、口喧嘩が始まるんじゃないの?そこかしこで…。
私、韓国に住みすぎた。
ペナンの市場はゆったりしてて、ニコニコしてて、早く買わないと焦らされたり…しません!私の性格も変わるかもしれない。
値段交渉しないでこのくらいの価格だった
ペナン市場の買い物は、ザルの部分が特に買い物ごっこみたいで楽しかったです。
全く値切り交渉とかせずに買ってみたけど、殆どの店で1キロ当たりの値段が表示されているので、グラムで計算してくれたのはちゃんとした価格。
1回目:私が一人で行った時
野菜 17.8リンギット(約463円)
- インゲン(ひとつかみ)
- レタス(一玉)
- ミニトマト(両手いっぱいくらい)
- 玉ねぎ(二個)
- オクラ(8本くらい)
果物 12リンギット(約312円)
- タイ産青いマンゴー(一個)
- レンブ(二個)
- プラム(三個)
2回目:夫と二人で行った時
野菜 23リンギット(約598円)
- 大根(一本)
- パクチー(ひとつかみ)
- ピーマン(一個)
- 赤パプリカ(一個)
- 黄パプリカ(一個)
- チンゲンサイ(ひとつかみ)
- プチトマト(両手いっぱい強)
- にんにく(片手いっぱい)
- レモン(一個)
- ライム(四個)
- 生姜(一つ)
果物 23リンギット(約598円)
- マレーシアマンゴー(一個)
- グァバ(一個)
- ミニオレンジ(三個)
- プラム(二個)
魚介 17リンギット(約442円)
- アジ(手の平よりちょいデカ、四匹)
- エビ(キング、十匹)
豆屋 4.8リンギット(約125円)
- 豆腐二丁(日本の一丁くらい)
- もやし(500g)
- ザーサイ(一塊)
卵6つ 3.6リンギット(約94円)
※ 値段は十種類以上に分かれていて、二番目に高いものを買ってみた
※1リンギット=約26円で計算:2017年3月のレートです

タンジュンブンガ市場のまとめ
- お昼の12時で営業が終わるけど、過ぎてもやってる店多数!(果物屋さんに聞いたら3時まですると言ってた)
- 少量から買えるので、家族が少なくても便利。野菜と果物はとっても豊富!
- 鮮度を気にするなら暑くなる前に行ったほうが良い!
チキンも買いたかったけど、鳥インフルがマレーシアで流行ってると聞いてとりあえず保留しました。あと、この日はバスで行き来したのですが、魚介を買ったので帰りの直射日光が強くちょっと心配になりました。帰りはGrabを呼んだほうがいいかもなー、荷物も多いし。
個人的には超楽しくてハマっちゃいました!
早起きした日はぜひ通いたいと思います!(11時過ぎたら車呼ばないと無理)