マレーシア暮らし

EMSの税関で止められて荷物が届かない!?バタワースまで取りに行くの巻

こんにちは!たびなすびのちかです。

2016年にペナン移住を決め、2017年3月にペナンへ。居住ビザがおりるまでの間、観光ビザで仮住まいしてみることにしました。当時住んでいた釜山(韓国)での仕事は退職し、ビザも切れ、滞在を延長することはできなかったので、断捨離し、少ない荷物でペナンへ引越しをしました。そのときに釜山からペナンに送ったダンボールが税関で引っかかってしまったというお話です。

ペナン移住に先立ち、とりあえず1ヶ月間、目星をつけていたコンドミニアムにAirbnbで部屋を出していたオーナーから短期(30日間)で部屋を借りることにしました。

私たちが持ってきた荷物はスーツケース2つにバックパック2つ。 その他にダンボール2箱だけ、EMSで釜山からペナンへ送りました。

釜山の家は出発日の1週間ほど前に退去しホテル暮らし。車も売ってしまう予定だったので、車で荷物を運べるうちにダンボールをペナンに送っちゃいたいなと思っていたところ、エアビーのニュージランド人オーナーが、「僕の会社宛に送ってくれれば、部屋に荷物入れとくよ!」と粋な申し出。とっても助かる!

ということで、宛先をオーナーの会社にして、釜山からEMSで2箱送りました。 全部で22キロ、6万ウォン(約6千円)くらいだったかな?

一般航空便や船便だったらもっと安いんだろうけど、マレーシアの配達システムがどの程度かわからないし、一応思い出の品なども入っているので、保険の意味でもEMS。 個人的には、このくらいの値段で送れるなら追跡もできるし、EMSのほうが安心だと思います!

「君たちの荷物、税関で引っかかったらしいよ」

ルンルン気分でペナンの空港へ降り立ち、午前0時を回りそうな頃、借りる予定のコンドミニアムに到着。 オーナーが部屋で待っていてくれ、部屋の使い方などをいろいろと説明してくれました。

一通り説明が終わると、「で、荷物なんだけど、税関で引っかかってるらしいんだよね。税関書類だけ会社に届いたよ」と、一枚の書類を差し出すオーナー。

オ「橋を渡った本土のバタワースまでは来てるらしいんだけど、電話して聞いてみたほうが良いよ。」

私「わかった…。とりあえずサンキュー。」

書類が全く読めん

何が原因で引っかかっているのでしょうか… ちょっと読んでみましょうかね。

「surat ini ingin kami memaklumkan bahawa barang yang…」

読めん。アルファベットだから英語かと思いきや、まさかのマレー語。マレーシアなので公用語のマレー語なのは当たり前なんですが、特にペナンではマレー系が少ないこともあって英語表記がどこにでもあったものでね。

これは超重要書類なのに読めないという一大事です。

今のところ唯一のマレーシア人の友人、タン(KL在住の中華系マレーシア人)にお願いするしか無いですね。

夫「ハロー、タン!ペナンに着いたよー、まさかマレーシアに住めるなんて夢みたい!」

タ「ハロー、よし&ちか!ウェルカムマレーシア!僕にできることがあったら何でも言ってね!」

夫「じゃあさ…早速なんだけど、いいかな…」

タ「OK、もちろんだよ!」

夫「実は、かくかくしかじかでさー、税関に電話してほしいんだよねー。」

タ「オッケー!明日早速電話してみるよー」

タン、いいヤツ…。

彼とはダイビングのライセンス取得時に会いました。エアー不足になったり、急浮上しちゃったり、結構うっかりタイプだったのですが、今この瞬間は超頼りになりますねっ!

原因を予想しても意味ない

私達がペナンに着いたのが金曜の深夜。タンは翌朝税関に電話してくれたのですが、週末なので応答がなかったとのこと。

「また月曜日に電話してみるねー」と言ってくれました。

一応自分たちでも荷物の番号やなんかでいろいろ調べてみたのですが、『High-value goods』で引っかかってるらしいということが判明。はて…。

夫「あれだ!カンペール(スペインブランドの)!3足くらい入れたもん!」

私「ええ…でも超履きつぶしてるのに…?」

夫「あ、それかAppleTVかな?」

私「でも箱にも入ってないのに」

夫「一体なんだろう…」

私「何だろうねえ…。って、考えてても埒が明かないし、直接行ったほうが良いんじゃない?」

夫「だよね、時間なら死ぬほどあるし。」

ということで、月曜日タンが電話してくれる前に税関へ向かうっ!

直接税関に行ったほうが手っ取り早い

ペナン島から橋を渡り、本土の街バタワースの税関へと向かいます。

Grab(配車アプリ)で50〜60リンギット(約1500〜1800円)で往復なのでちょっとかかりましたが、荷物と営業時間が気になったので仕方がない出費ですね。郵便局の隣に税関がありました。

中に入ると、送られてきた書類を見せるように言われ、担当職員が番号を照合し荷物を出してきます。その荷物を奥の部屋で開封させられ、職員が中身を確認。この時点で荷物は未開封。

「オープン」と言われ私がカッターで荷物を開けると…靴、靴、靴、ちょっと本、靴、靴、コード類…

職1「あー、ユーズド(使用済み)ねー」

職2「この袋はなんだ、オープン」

袋を開ける。テニスシューズ。

職1「あー、オールユーズドじゃん。」

私「滞在用に送っただけだよ」

職2「オッケー、閉じていいよ。」

終了。電話するより確実に早い。

まとめ

マレーシアで税関に荷物を止められた場合、

  • 直接行くほうが絶対に早く荷物がゲットできる
  • そこまで詳しく(ひっくり返したり)中身を調べない
  • 行くまでは荷物は未開封
  • 書類はマレー語だが、税関は英語が通じる

多分X線で靴が多いので引っかかったんだと思います。が、カンペールの靴には全く見向きもされませんでした!価値なしー。

ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?

Image 1Image 2Image 3Image 4