こんにちは!たびなすびのちかです。
私の祖父は健康のために、毎朝高麗人参茶を飲んでいます。
結構独特なニオイがするのですが、かわいい初孫のちかちゃん(つまり私)が送ってくれるのでプラシーボ効果も相まって、92歳でもピンピンしています。
この高麗人参茶、100包入の箱を郵便で送っているのですが、初めて送る時に郵便局員に注意されました。
郵「ここ、違うでしょ。」
私「ここ?」
そこには私が予め中身を記入しておいた欄。
『ginseng tea leaves』
(高麗人参茶の葉)
私「…、まさしく高麗人参茶を送ろうとしているのですが。」
郵「そうだけど、高麗人参は、
葉、無いよ。」
私「ええっ!お茶じゃん!」
郵「…でも人参じゃん。」
私「確かに!」
よくよく考えれば当たり前なのですが、ビックリした!
そう、私は「お茶=葉っぱ」と思い込んでいたのです。
参照記事:韓国人の健康サプリ!高麗人参茶を毎日飲んでる私が効果と副作用をお話します!
砂糖漬け系
そういえば、寒さ厳しい冬や風邪を引いた時に韓国人がよく飲む、ユジャ茶(柚子茶)。
あれ、
ジャムだわ。
はちみつや砂糖につけた皮付き柚子を一定期間保存し、柔らかくなった頃が飲み頃。
手作りも何度かもらったことが有りますが、コップにお好きな量をスプーンで入れ、お湯を注げば完成です。
そうか、今まで、
ジャムを飲んでたか…。
ジャム系のお茶は、ユジャ茶の他に、
センガン茶(生姜)
モガ茶(かりん)
メシル茶(梅)
テチュ茶(なつめ)
などありますが、どんな食品(特に果物)にも応用できるので、身体に良い!と噂になればすぐに製作も可能のため、種類は無限大。
でもユジャ茶が一番好き!
エキス凝縮系
前述した高麗人参茶は、煎じてエキスを凝縮したもので、日本だとお茶というより栄養ドリンクになりそうです。
この系統には、人参茶の他に、
サンファ茶(配合韓方)
ヨンジ茶(霊芝)
全体的に葛根湯の濃いやつみたいな味ですが、初めのうちは「…ぐええええ!」という奇声とともに一気に飲み干していた私も、十年経った現在となっては、この分野の最強版のお茶を韓方茶店で頼むように。
その名も、
『十全大補湯』(십천대보탕)
「ええええっ!」
と同伴した韓国人さえも恐れをなすこのお茶、きっと彼らは、
(こいつどんだけパワーつけたいんだよ…)
と思っているに違いないリアクションです。
その仰々しい名前の通り、人参とか芍薬とか甘草とか桂皮とか、薬局でちょっとポップに書いてあったの見たことあるけど触れ合ったことのない効きそう漢方系を10種類入れてエキスにしたよ!というお茶。
色は、
真っ黒。
コーヒーよりも、真っ黒です。そしてドロドロしてます。
年配韓国人いわく、
「あんまり胃腸が弱い人は飲まないほうが良いよ」
とのこと。
パワフルな人ををもっとパワフルにする飲み物です!
この汁飲むの?系
こんなものから煮出して飲むの!?というお茶も韓国には存在します。
例えば、
ちょっと薄めの茶色に色づいたお茶。
あれ、なんだっけこの味。よく知ってるヤツ…、なんだろう…。
「あ、これ?
ごぼう茶」
ごぼう!
まさに!
これは意表を突かれました。
げげんな顔をしている私を覗き込み、心配そうな顔で、
「あれ、ごぼう嫌い?」
と韓国人の友人は私に質問しますが、嫌いも何も、
まさかごぼうがお茶となって目の前に現れるとは思っても見ませんからね、こっちは。
「好きだけど、お茶になるとは…」
と友人に若干気を使いながらも、再度恐る恐る味わうと、まさにごぼう、ごぼう以外の何者でもない。
このような「これがお茶に!?」系は、
ホッケナム茶(木のスライス)
ドゥングレ茶(何か草の根っこ)
オッスススヨン茶(とうもろこしの髭)
…
木だよ、木!
でもこれ、韓国人の家のやかんには大体入ってるくらい、水代わりとしてよく飲みます。
特に年配の人は、水より何かのエキスが入ってる方が安心するみたいです。
↓日本語では「ケンポナシ」と言うらしい…
お茶=葉っぱ、は少ない
韓国では緑茶や紅茶などは、カフェインが含まれているのであまりがぶ飲みするものではないということ、ちょっとしたティータイムにかしこまって飲むようなもの、という認識も有り、頻繁には飲みません。
また、水分は取れば取るほど健康に良い、と信じられているため、普段はこのようなお茶を個人の好みでガブガブ飲んでいます。
韓国人に、
「お茶飲む?」
と言われたら、何が出てくるかお楽しみに!(大体は身体に超良い物)
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