旅のよもやま話

旅先で大活躍!携帯できる旅行用湯沸かし器で熱々モーニングコーヒーを飲もう!

こんにちは!たびなすびのちかです。

高級ホテルに泊まっているならいざ知らず、万年格安ゲストハウスにチェックインしている私たちは、室内においてアツアツのお湯ヒエヒエのドリンクとは無縁旅。

なぜなら電気ケトルはもちろん冷蔵庫すらない部屋だから…。

あるのはベッドと絶対に引き出しを開けたくないタンスだけ、というハラハラな場合も多いため、網走刑務所の見学には若干の親近感を覚えたほどです。

もしアツアツとヒエヒエがいつも堪能できたら、どんなに旅がグレードアップするでしょう。

カップラーメンのお湯が手にはいらない

カレー三昧に身も心もカレー色になりそうだったインド旅行。

タージマハルを有する都市、アグラを訪れたときのこと。

インドの旅も2週間を過ぎどうしてもカレーが受け付けなくなったとき、目に飛び込んできた韓国の

 
『辛ラーメン』。
 

咽ぶほどの歓喜の声をあげ購入したものの、ふと賞味期限を確認すると、

 
3年前だった。
 

「ノープロブレム」と言い放つインド親父の憎憎しい笑顔!

 

こんな目に合わないためにも、日本から持参するのが望ましいですね。

食生活を期待できない場所に長期旅行する際にはインスタント味噌汁を持参することにした私。

フリーズドライだと飛行機の気圧やバスのおっさんの荒々しい荷物ほうりこみに遭遇しても、身がブニュッと飛び出る心配も無いのでおすすめです。

↓これ

 

 

夫の勧誘によりまたしてもカレーの国へ

もう二度とインドのような目には遭いたくないのに、インドとなんとなく似ている国へ行くことに。

 
ネパールに。
 

インド的なものはもうごめんだと何度も言っているのに、

 

「ネパールには餃子があるよ!」

「インドより人少ないよ!」

「インド人より邪魔しないよ!」

 

という夫の全く心を動かされない熱心な勧誘が続きました。

なにインド人より邪魔しないって…、結局邪魔するんじゃん…。

 

「でもさーヒマラヤ山脈見たくない?少しでも若いうちに行ったほうがいいとおもうよ~、ああいう国は。」

 

このセリフには1センチくらい心を動かされ、その1センチで首を縦に振ったところ承諾の証と夫に受け取られ、ネパールへ訪問することになったのです。

 

ですが!

インドでのカレー三昧を二度と味わうにはいきません。

ネパールといえども安心はできん!

日本にある本格カレー屋って結構『本格インド(ネパール)料理』って書いてあるのをご存知か!

夫に内緒でフリーズドライの味噌汁をバックパックに忍ばせ、自分の分はもちろん、夫のピンチのときにサッと差しだし妻として株を上げる魂胆です。

ひひひ。

ネパールで湯沸かし器を探し回る

しかし私はネパールに入国するまですっかり忘れていたのです…。

味噌汁には熱湯が必要だということを。

 

ネパールではお店でもお茶用の熱湯をもらえるのですが、そこで堂々と味噌汁を飲むのも申し訳ないし、かといって部屋まで持っていくと熱湯ではなくなる…。

ぬるま湯で溶いた味噌汁というのはなかなか微妙な代物ですしねえ。

せっかくの味噌汁ですからどこから見ても熱湯!で食したいものです。

 

うーん…なにか妙案はないものか…、

そうだ!

日韓貧乏夫婦』という愛読ブログのミキさんが電気ケトルの中がむき出しみたいなやつでお湯沸かしてたわ!

 

↓こういうの

 

なになに、ラオスとスリランカで購入…、

じゃあネパールにもあるよね。似てるし。(適当)

 

早速町に出て探しに行きます。まず登山道具屋へ。

ちょっとまてよ、あれ英語でなんていうんだろう。

 

私「エクスキューズミー」

店「ハロー、何か用」

私「えーっと、お湯を作る機械ください(沸かすの英語がわからない)」

店「お湯を作る機械?なんだそれ」

私「なんか、鉄の棒がぐるぐるになってるやつです。」

店「…悪いけど、よくわかんない。」

私「んー、エレクトリックコイル。(私製英語)」

店「…無い」

 
困った。
 

この問答に「電気ケトルの中のだけ」とか「水に入れるとお湯になる棒」などのフレーズも取り入れ、探すこと10軒。しかしどこにも無い。

でもラオスとスリランカにあったのならネパールにもあるでしょう!信じて行動あるのみです!

 

そして11軒目。

 

「エクスキューズミー、あのエレクトリックコイ…」

と店内の棚に目をやると、エレクトリックコイルが目の前に!!!

 

「ああーこれこれ!これ探してたんですよ!これって英語でなんていうんですか?」

「あーこれ?わかんない。

 

名前ないみたいです。

では私が命名しよう、君は今日から私が11回も呼んだ「エレクトリックコイル」だ。

ネパール停電してんじゃねーよ!

無事にコイルを手に入れた私は、ベッドでゴロゴロしている夫に

「じゃーーーーん!!!」

と味噌汁のパックを差し出しました。

 

「ヨシ(夫)に内緒で持ってきたんだよー!嬉しい驚きでしょ?」

 

ワクワク…。

驚く夫、私に感謝する夫…。(全て想像)

 
「いや、知ってたし。」
 

…え?

 

「何で知ってるの!?こっそり持ってきてびっくりさせようと思ってたのにー」

「うん…、でもさ、ちか、俺にパッキングさせてるじゃん。だから隅々まで荷物見てるんだけど…。」

「…はっ!」

 

そうだった。

自分でパッキングするといつも私のバックパックが夫の2倍の大きさになってしまうため、一から十まで夫に任せていたのであった…。

 

はははは、痛恨のミス!

 

とはいえ味噌汁がなくなるわけではありませんから、気を取り直してお湯を沸かしましょう。

まずは水を登山用のコップに入れて、コンセントを入れれば…

 
停電中。
 

ネパールは一日に12時間も計画停電をする電力不足国だったのです。

ということで、おいしい味噌汁に舌鼓を打つのは明日までお預けとなったのでした。

 

これと電気さえあれば、コーヒーもラーメンも楽しめるよ!

でも爆発する可能性を秘めているとも耳にしたので、不安な方は日本製のを持参するとさらによいでしょう。

 

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