韓国生活

【2019年春に韓国で流行ってたもの】麻辣味・塩/黒糖コーヒー・ノーキッズ・한달살기

こんにちは!たびなすびのちかです。

2年ぶりの韓国…(釜山)

韓国って気軽に起業する人が多いので、

流行り物が

 

バアアアーーーーーと広がって、

バタバターーーーーとなくなるんですよね。

 

十年以上も住んでたので、なんとなく雰囲気は掴めてたような気がしてましたが、久しぶりだと全然違いますね。

久しぶりに会う友達の子供のよう…。

 

2019年春の韓国で爆発的人気だったものはこれ!

私が住んでいた2017年には影も形も無かったのに、今年(去年から?)めちゃくちゃ流行ってたものはこちら。

麻辣(마라)系フード

四川料理の辛さ、麻辣。

そもそも韓国料理は大半が唐辛子を入れるので、辛いものには強い韓国人。

最近は海外旅行も頻繁に行くし、中華だから口に合ったのかしら…

ということで、

 

麻辣ラーメン!

麻辣焼きそば!

麻辣餃子!

火鍋!

 

スーパーの陳列棚にも、新規オープンのお店のメニューにもたくさんあったよ。

 

塩コーヒー、黒糖コーヒー、黒糖バブルティー

2000年代後半からカフェがブームになった韓国、

 

もはや飽和状態。

 

ありすぎ、カフェ。

乱立しすぎて、たまに「一軒家独り占め…?」ってときあるもん…。

客の立場からすると万々歳の心境ですが、オーナーからすればたまったもんじゃないですよね。

だからひねりまくってるんだと思うよ、メニュー。

まあ、ひねったところで、

 

流行れば皆、真似を…

 

そしてオリジナルのお店が潰れていく…。つらっ…。

ということで、日本と同じくタピオカ(韓国ではバブル)系ドリンクも2年前から流行っているし、次から次へと新たなメニューが開発されていた!

で、大勢にハマったのが、塩コーヒーと黒糖コーヒー、黒糖バブルティーなんだけど、

 

飲まなかったあああああ!!

 

だってさあ!

美味しくなかったら嫌じゃん、ホッと一息コーヒータイムにさあ!

(意外とコーヒーには保守的な私)

 

なので、味はレポートできず…。

だが、確かに流行ってたぞ!

 

コマク(꼬막:灰貝)定食

コマクはギザギザの殻の貝なんですが、どっちかというと脇役だったんです。

海鮮鍋や刺身のおかずに出てくるような…。

が、

 

主役になったらしい。

 

友達が「ちょっと前にめっちゃ流行った」と言ってたので、去年かもしれないけど。

 

ほら!

もう流行ってないっぽい。

 

で、ブームに火をつけたお店に行ったらね、

 

別のコマク屋になってた。

 

韓国あるあるうううううう!!

 

お客さんを引き継ぐって意味で、同じ場所に同じメニューの店(もちろんオーナーは別)を出すんですよね。

しかも引き継ぐ代とかあるらしいし(超高額)。

 

コマクの主役寿命はあとどのくらいなのか…?

あ、でも美味しかったよ!

 

ノーキッズカフェ

いや、違うの。

韓国はね、子連れには優しいと思うよ。

皆可愛がってくれるし。

たださ…

 

奔放すぎるキッズ多し…

 

なんか韓国って大人たちが元気じゃない?

子供と一緒にいるときも、めちゃくちゃ元気に話すんですよ。

 

叱るときなんてさ、更に大声になっちゃって、

「学校へ行こう」の中学生が屋上から言いたいことを叫ぶやつあるじゃん、

 

あのくらいの声量なわけ。

 

そんな大人に囲まれた子どもたち、

 

すごいわけ…

 

たまにカフェ内でキックボードとかやってるし。

 

うん、だからいいと思う、子どもたちを強制的に静かに座らせても大変だろうしさ。

そういうカフェがあっても。

逆にキッズカフェもたくさんありますからね、韓国には!

 

しかし…

ノーキッズだからといって…

 

静かとは言えない。

 

한달살기(ハンダルサルギ:ひと月住んでみる)

日本で言うところの『チョイ住み』かな?

旅行スタイルの一つなんですが、観光メインじゃなくて、一ヶ月くらい生活するように住んでみよう、というもの。

 

超流行ってるみたい〜。

最近、韓国も経済成長しつくしていて、物質的豊かさより精神的豊かさを重要視する傾向が顕著です。

韓国は日本よりもストイックな勉強第一主義で、成功するための人生のレールはほぼ一つしか無いような窮屈な社会なんですよね。

 

そこからあぶれちゃうと、一生落ちこぼれというレッテルとともに生きていく…

かといって、成功のレールの乗っても、それはそれで生き残りをかけての戦いが続き…。

辛いんですよ!!!

 

だから、「自分の好きなように生きたい!」という気持ちは(許されないだけに)強く、それを実現した人は若者から憧れの対象になるんですね。

とはいえ、人生をかけるのは難しいので、まず一ヶ月そういう暮らしをしてみよう、ということなんでしょう。

 

それが派生して、日本のミニマリストとか断捨離なんかもめちゃくちゃ人気!

 

私の大好きな韓国のお店は今も健在、やっぱり流行に流されないのが吉!

特に食事系ですが、ほぼ流行りのものは食べませんでした。

なぜなら、

 

定番のお店に行きたかったから!

 

1週間でお目当ての半分も回れませんでしたが、お店の回転が激しい韓国で、2年前と全く同じく営業してました。

 

やっぱりね!

本当においしい、地元民に支持されてるお店は、流行云々では潰れないの…

 

韓国の場合、一つ流行ると100は似たような店が周囲にできて、最後はつぶしあいみたいになる…。

流行とはいえ、実は美味しかったお店が潰れちゃって三番煎じのお店が美味しさの欠片も残ってない類似品を販売し、流行全体が評判悪くなり…

ジ・エンド。

 

個人的に印象に残ったのは、チョイ住み。

私達もチョイ住みが好きなので、超共感!

 

長年、韓国の大学生と触れ合ってきて、本当に人生の選択肢が少なくて可哀想だと思ってました。

親や親戚、先輩からの圧力もすごいので、年上には逆らえない若者はしぶしぶレールに乗る…。

別に悪くはないけど、合わない子もいるのでね…。

こういう経験で自分自身の考えを強くもったら、周りに負けずに自分の道を歩いてほしいものです!

 

ということで、2019年の春韓国旅行で私が感じた流行レポートでした!