９月16日
ここ数日、充電するとき以外、24時間つけっぱなしのシャオミのMiBandに連動しているアプリ「MiFit」に応援されています。
「連続達成記録は9月で中断しました。新たなスタートを期待しています。」
アプリを開いて、少しだけ下にスクロールすると、黄色い波線で描かれた1週間の歩数チャートと共にユーザーである僕を奮い立たせるような言葉が表示されています。
前回、「8000歩」という目標が途切れたのは51日前で、そのときは確か7940歩ぐらいで0時をまわってしまい悔しい思いをしました。
毎日、午前中に1時間ぐらい、夜にも40分から1時間ほど、ガーニードライブという海沿いの大通りや、ボタニカルガーデン、コンドミニアム周辺、世界遺産ジョージタウンなどをジョギングしているんですが、今週はワクチンを打ったということもあって、少し、お休みしていたんです。副反応が出るかもしれないから、と。
結局、接種当日の夜に針を刺した部分が若干痛む程度で、その後は何の反応もなかったので、3日ぶりに近所を走ることにしました。
マレーシアは現在厳しいロックダウン中なのですが、ジョギングなど、人との接触のない運動は認められていて、そのときはマスクも外してもよいことになっています。
それでも、感染の不安からか、【マスク2枚重ね×フェイスシールド】という完全防備な姿で運動している人も見かけます。
2年前だったら、怪しすぎる恰好です。
常夏のマレーシアで、マスクを2枚重ね、その上、顔全体が覆われるフェイスシールドしながら、腕を力強く振ってウォーキングをしている姿、今となっては、マレーシアではそこまで珍しい光景ではありませんが、新型コロナウィルスが流行する前だったら、ポケットに何か刃物でも隠し持っているんじゃないかと疑ってしまうような風貌です。
そんな、数年前なら、紛れもなく不審人物として通報されそうなマスク2枚重ね×フェイスシールド姿で走っていた若い男性に、3日ぶりにジョギングに出かけた夜、ほんの一瞬ですが、振り返って警戒されました。
「背後から足音が、誰だ」といった様子で。
この日の夜に限っては、マスクを顎にずらして走っている僕、マスクを外してウォーキングしているおじさん、フェイスシールドをしているおばさん、誰もが、ときどき後ろを振り返っては背後から迫ってくるランナーに警戒し、安全を確認していました。
それには理由があって、実は2〜3日前から、SNSやローカルニュースサイト、コンドミニアムの案内掲示板などで、注意喚起がなされていたんです。
「Tanjung TokongのNew Road（地図）で外国人の女性が背後から殴られ、スマートフォンを奪われるという路上強盗が発生したので、夜の一人歩きは気をつけて」と。
襲われた女性、命に別状はなかったようですが、病院で治療を受けるほどの被害だったそうです…。
治安がよいと言われている場所でも、夜の一人歩きには注意しましょう。
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