マレーシア生活

まるで古民家!?ホスピタリティと伝統建築あふれる『ノルデンストリートハウス』

こんにちは!たびなすびのちかです。

今回はかわいい妹、さっちゃんがペナンで泊まったホテルをちょっと覗き見したのでご紹介!

旅行で来るならまずジョージタウンに泊まったほうがよい!

ペナン観光といえば、世界遺産の『ジョージタウン』

イギリス統治時代の文化と現地の文化が混ざりあってできた建築物が独特で、街歩きがとっても楽しい場所です。

一方、私達が住んでいるのは、ジョージタウンからはちょっと離れた住宅街。

”ペナンに住む”となれば、

 

閑静…シーン…

素敵プレイス…

 

のアメリカセレブが住むようなエリア(情報源:アメドラ)なのですが、観光目的の旅行の場合、

 

「バス停まで暑っ!」

「なのにジョージタウンまでのバスの中で凍えそう!!」

 

と若干の不便感が漂い、旅行者の心の中でペナンの印象に変化が起こりかねない。

いかんな…。

 

と思っていた矢先、

 

妹「お姉ちゃん!私今日からジョージタウン泊まるわ!」(前日までウチに宿泊)

 

やはりっ!

一人旅ドハマリ中のさっちゃんの発言に対し、私は若干の寂しさを感じたものの、

同じく一人旅歴20年、趣味:浸ること、の夫は、

 
「めっちゃわかる。いい選択。」
 

と即座に納得しておりました。

ペナンに来る皆さん!一泊目は是非ジョージタウンに泊まってくれ!

『ノルデンストリートハウス(Noordin Street House)』は伝統家屋ホテル

さっちゃんが予約したのは、

英語で『Noordin』って書いてあったから、

「ヌーディンかー」

って言ったら、

「いや、ノルデンだよ。」

と直されたよ。

外観は狭そうだけど、奥行きすごい

外観は、間口二つを使った小さなプチホテルという感じ。

ドアを開けて中に入ると、

 

「ウェルカーム!!」

 

と笑顔の普段着のおばちゃんと普段着の兄ちゃんがお出迎えしてくれました。

アジアンレトロとはこのことか!という感じのインテリア。

古い、というのは否めないので、あちこちガタが来てるような物もありますが、それもまた異国感を醸し出していていい雰囲気です。

インテリアレトロ感を作り出したような新しく綺麗なホテルではなく、夏休みにおばあちゃんちに来たような感覚かな。(なぜなら常夏だから)

 

「お部屋に案内するね!二人?」

「いや、お姉ちゃんは見に来ただけー」

「お姉ちゃん!?へえ…」

「意外な驚きすんな…」

 

7歳差なんですけど彼らにはどう映ってるんでしょうか、

 
聞きたくないね。

部屋がかわいいし、屋上庭園もいい感じ

受付から食堂を抜け…

廊下を進み…

客室を幾つか通りすぎ…

プール(!)が見えてきた…

 
って、長っ!
奥行きありすぎ。

 

ペナンの伝統家屋は昔、間口で税金が決まってたこともあり、玄関を狭く、奥行きをながーくすることが習慣になったのだとか。

外観からはこんなに奥にまで続いてるとは夢にも思いませんでした!

 

「で肝心の部屋はどこなの…」

「ここだよ!」

 

プールの隣りにある一番奥がさっちゃんのお部屋でした!

さきほどからプールプールと言ってますが、ビジネスホテルの内湯くらいなので、大勢が来てビーチチェアでゴロン、という感じではありません。

が、

ジョージタウンの伝統家屋ホテルでプールがある事自体珍しいので、炎天下の街歩きの後でちょっと体を冷やす程度なら使い勝手もよさそう。

小奇麗なお部屋はインテリア雑誌の一人暮らしのよう

Noorin_penangPhotography by yOsHi

お部屋を覗かせてもらうと、

 
お姫様ベッドが!!
 

「なにこれこんなところにお姫様ベッドじゃん…」

「ねーかわいい!」

「よく見ると蚊帳だね。」

「夢がなくなることを言うね。」

 

実際は蚊帳なのですが、お姫様ベッドのレースカーテンのように綺麗にセットされてるのでテンションがあがりますね。

 

その横にはソファにコーヒーテーブル、

壁にはレトロチャイナの絵、

テレビや冷蔵庫、ドライヤーなどの家電は一通り準備されていますし、

アロマまで焚かれてて、いい匂い…。

 

まるで超上級オシャレ女子のお宅訪問みたい!

絶対に私には来ないオファー…。

二階になぜ芝生の庭があるのか

Noorin_gardenPhotography by yOsHi

プールといえばセットでついてくるのが、プールサイドのくつろぎスペース。

特に日光大好き欧米人は、ビーチでもプールでもあまり水に入ることなくビーチチェアで何時間も日光を浴びています。

聞くと、彼らの母国(特に北欧など)は冬の日光が不足しがちなので、太陽の光をものすごく求めているのだとか。

観光客の何割かは欧米人なので、日光に当たれるエリアを作るのはホテルとしては非常に大切、なのですが…

 

「プールは日陰にあるから、アジア人としては嬉しいけど、欧米系の人は物足りないだろうね。」

「こっちは日焼け防止に四苦八苦なのにねえ…」

 

などと妹と話していると、

「ねえねえ!ちょっと来て!」

という夫の声。

外階段から二階に登ったようです。

私たちも続いて登ってみると…

 
二階に庭が出現…。
しかも芝生。

 

何卓かのテーブルと椅子が置かれ、読書によし、一服によし、ボーっと過ごすのにもいい空間!

この日は曇ってたので日光も強くなく、夕方の数分でも居心地の良さを感じました。

ただ、ジョージタウンの2階なので、景色は全然よくないけどね。

ぐっすり眠れてよかったって!

結局妹は2泊しましたが、ぐっすり眠れすぎて、

 
2泊とも朝食逃すっ!!
朝食おいしいと評判だったらしいのにね…。

 

それほど安眠できたってことでしょうね。

ただ、前に他の伝統家屋に泊まったときも感じましたが、こういうホテルは安くても高くても、現代的にリノベしていないと音漏れはすると思います。

妹は気にならなかったと言ってましたが、私は知っている…。彼女は、

 
異常なほど爆睡する体質…
地震が来ても起きないタイプ…

 

インテリアも素敵だったし、なかなか日本では巡り会えないタイプのホテルなので泊まる価値はあると思います!

場所もコムター(中心地)から近いしバスを利用するならとっても便利。

ホスピタリティも溢れていたので、ペナンを体感することができるホテルの一つですね。

 

・『ノルデン ストリート ハウス (Noordin Street House)』を見てみる

 

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