こんにちは!たびなすびのちかです。
ペナン移住に先立ち、とりあえず1ヶ月間短期でアパートメントを借りることにしました。
私達が持ってきた荷物はスーツケース2つにバックパック2つ。
その他にダンボール二箱だけEMSで釜山からペナンへ送りました。
釜山の家は出発日の一週間ほど前に退去しホテル暮らし、車も売ってしまうので、その前に送っちゃいたいなと思っていたところ、アパートメントのオーナーが、
「僕の会社宛に送ってくれれば、部屋に荷物入れとくよ!」
と粋な申し出。とっても助かる!
ということで宛先をオーナーの会社にして、釜山からEMSで二箱送りました。
全部で22キロで、6万ウォン(6千円)くらいだったかな?
一般航空便とか船便だったらもっと安いんだろうけど、マレーシアの配達システムがどの程度かわからないし、一応思い出の品なども入っているので保険の意味でもEMS。
個人的にはこのくらいの値段で送れるなら、追跡もできるしEMSのほうが安心だと思います!
「君たちの荷物、税関で引っかかったらしいよ」
ルンルン気分でペナンの空港へ降り立ち、午前0時を回りそうな頃、借りる予定のコンドミニアムに到着。
オーナーが部屋で待っていてくれ、部屋の使い方などをいろいろと説明してくれました。
一通り説明が終わると、
「で、荷物なんだけど、税関で引っかかってるらしいんだよね。税関書類だけ会社に届いたよ。」
と一枚の書類を差し出すオーナー。
「マジで…」
「橋を渡った本土のバタワースまでは来てるらしいんだけど、電話して聞いてみたほうが良いよ。」
「わかった…。とりあえずサンキュー。」
なんでだろ?
書類が全く読めん
何が原因で引っかかっているのでしょうか…
ちょっと読んでみましょうかね。
「surat ini ingin kami memaklumkan bahawa barang yang…」
読めん。
アルファベットだから英語かと思いきや、まさかのマレー語っ。
マレーシアなので公用語のマレー語なのは当たり前なんですが、特にペナンではマレー系が少ないこともあって英語表記がどこにでもあったものでね。
これは超重要書類なのに読めないという一大事です。
今のところ唯一のマレーシア人の友人、タン(KL在住、中華系)にお願いするしか無いですね。
夫「ハロー、タン!ペナンに着いたよー、まさかマレーシアに住めるなんて夢見たい!」
タ「ハローよし&ちか!ウェルカムマレーシア!僕にできることがあったら何でも言ってね!」
夫「じゃあさ…早速なんだけど、いいかな…」
タ「OH、もちろんだよ!」
夫「実は、かくかくしかじかでさー、税関に電話してほしいんだよねー。」
タ「オッケー!明日早速電話してみるよー」
タン、いいヤツ…。
彼とはダイビングのライセンス取得時に会いました。
エアー不足になったり、急浮上しちゃったり、結構うっかりタイプだったのですが、今この瞬間は超頼りになりますねっ!
原因を予想しても意味ない
私達がペナンに着いたのが金曜の深夜。
タンは翌朝税関に電話してくれたのですが、週末なので応答がなかったとのこと。
「また月曜日に電話してみるねー」
と言ってくれました。
一応自分たちでも荷物の番号やなんかでいろいろ調べてみたのですが、
『High -value goods’』
で引っかかってるらしいということが判明。
はて…。
この私達が高価なものなんて送ったっけ?
夫「あれだ!カンペール(スペインブランドの靴)!3足くらい入れたもん!」
私「ええ…でも超履きつぶしてるのに…?」
夫「あ、それかAppleTVかな?」
私「でも箱にも入ってないのに」
夫「一体なんだろう…」
私「何だろうねえ…。って、考えてても埒が明かないし、直接行ったほうが良いんじゃない?」
夫「だよね、時間なら死ぬほどあるし。」
ということで、月曜日タンが電話してくれる前に税関へ向かうっ!
直接税関に行ったほうが手っ取り早い
ペナン島から橋を渡り、本土の街バタワースの税関へと向かいます。
Grab(配車アプリ)で50〜60リンギット(約1500〜1800円)で往復なのでちょっとかかりましたが、荷物と営業時間が気になったので仕方がない出費ですね。
郵便局の隣に税関があります。
中に入ると、送られてきた書類を見せるように言われ、担当職員が番号を照合し荷物を出してきます。
その荷物を奥の部屋で開封させられ、職員が中身を確認。
この時点で荷物は未開封。
電話で問い合わせても結局来なければならないか、もっと面倒くさい手続きになるような気がします。
「オープン」
と言われ私がカッターで荷物を開けると…
靴、靴、靴、ちょっと本、靴、靴、コード類…
職1「あー、ユーズド(使用済み)ねー」
職2「この袋はなんだ、オープン」
袋を開ける。テニスシューズ。
職1「あー、オールユーズドじゃん。」
私「滞在用に送っただけだよ」
職2「オッケー、閉じていいよ。」
終了。
電話するより確実に早い。
検査が甘いから見逃しもあるかもね
私達が荷物を開けた時、上の方だけサササーっとひっくり返したり覗き込んだりしただけで、底の方まではチェックしていませんでした。
どうせ私達の荷物は調べられても靴とか本しか入っていなかったので必要ありませんでしたが、死角(というか調べなかった下の方)に税関で引っかかりそうなものが入っていたとしても見つからなかったでしょうね。
かといって、それにかけて変なものを送ることは絶対にしないほうが良いですけど。
とにかく何事もなく荷物が手に入ったので、税関まで荷物とともに
イエーイ!!
と記念撮影をして、タンに写真を送信。
「よかったねー!多分電話しても行かなきゃダメだと思ったー」
「そうみたいー」
「また何かあったら連絡して−!」
心強いぞ!
まとめ
マレーシアで税関に荷物を止められた場合、
・直接行くほうが絶対に早く荷物がゲットできる
・そこまで詳しく(ひっくり返したり)中身を調べない
・行くまでは荷物は未開封
・書類はマレー語だが、税関は英語が通じる
※バタワース税関にて
多分X線で靴が多いので引っかかったんだと思います。
が、カンペールの靴には全く見向きもされませんでした!価値なしー。
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