韓国生活

韓国のクリスマスは祝日!カップルには重要イベントだけど、韓国ならではの風物詩もあるよ

こんにちは!たびなすびのちかです。

韓国では国民の3割強がクリスチャンで最大勢力のため、クリスマス当日(25日)は祝日。

半数以上が何らかの宗教を持っている韓国では、宗教行事が祝日になる場合が多々あります。

 

国民の4分の1が仏教徒という統計もあるので、そちらも一大勢力。

お釈迦様の誕生日(旧暦4/8)ももちろんお休みです。(お寺でビビンバ食べ放題)

 

韓国カップルにも重要な祝日イベント『クリスマス』

欧米的に家族行事としてクリスマスをお祝いする家が多いのかと思いきや、クリスマスの捉えかたは、ほぼ日本と一緒。

国民の3割強がクリスチャンとはいえ、幽霊信者も結構な割合で存在します。

家族全員がクリスチャンということもなく、大学生である子供がサークルの関係で一人だけ信者、とか、お母さんが子供の願掛けしてるうちに信者になったとか、そういうことも結構あるよう。

 

韓国は結構「家」を大事にする保守的な文化があるのですが、こういうところは結構ドライなので、頭が混乱!

欧米のようにクリスマスは家族仲良く、里帰りもして、○○を食べて、ブレゼントを全員分用意して、みたいなことはほぼありません。

熱心な信者は教会に行くらしいですが、ほとんどの若者は、

 

「どーしよー、クリスマス一人かもー!」

「彼女できたから、クリスマスは南浦洞のイルミネーション見に行くんだ!」

「有名レストランでクリスマスディナーコース予約した!」

「クリスマス前なのに、彼氏と別れちゃった…」

 
同じだね、日本と。
 

パン屋さんでクリスマスのおまけにもらったクッキーに、キレてた知り合いいたわ…

 
”YOU ARE NOT ALONE^^”
 

というパッケージとともに渡されて…。

 

韓国のクリスマス、『祝日』以外にもここが違うよ!

韓国でクリスマスを過ごすこと早10年。

もはや日本のクリスマスがどんなんだったかは、大学時代友人と馬鹿騒ぎしたときの記憶しかないので定かではない…。

多分超主観、韓国にはあって日本にはないクリスマスの風景を選んでみました。

 

地下鉄駅とかにいる赤バケツ制服鐘鳴らしボーイ&親父

チリンチリン…

「お願いしまーす!」

チリンチリン…

 

彼らの横には、赤いバケツみたいなのが置かれています。

 

クリスマス + バケツ + 鐘 + お願いします

 
寄付ですね。
どう考えても。

 

彼らは「救世軍」と言われるキリスト教慈善団体の募金活動。

日本なら「なんじゃー」とお金は集まりそうもありませんが、いたるところで活動していることと、この時期の風物詩ということで、結構皆さんお金入れてってるね!

しかも!

世相を反映してか、このバケツ、

 
電子マネー対応!
好きな額設定できます!

 

こういう対応、韓国はめちゃくちゃ早い。さすがじゃな…。

 

韓国はいつまでもクリスマス

日本では26日になると、昨日までクリスマス一色だった街はガラリと雰囲気を代え、一気にお正月ムードへと様変わり。

しかし、韓国ではそんなことはいたしません!

2月初めあたりまで、

 
ずっとクリスマス気分!
 

日本人的には、お雛様をずっと片付けないような居心地の悪さを感じますが、こちらでは次の大きな行事がなかなか来ないので、このままです。

韓国にもお正月はありますし、非常に大切な行事ですが、それは、

 
旧正月。
 

年によって変わりますが、大体1月の終わりから2月の初めにかけての場合が多い!

それまではキレイだし、準備するもの片付けるのも大変だし、ということでずっとクリスマスは出しっぱなし。

 

韓国人はなんにも感じないようですが、年を越したのに「メリークリスマス!」というインテリアや包装紙だと、「キチンと国」日本から来た私達には、スゴイ違和感よ…。

 

と思ってたのも最初の数年で、日本を出て久しい私は、日本の変わり身の速さにびっくり仰天なのであります!

 

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