こんにちは!たびなすびのちかです。
友人にコワーキングスペース(共同オフィス)を紹介してもらい、黙々と作業を続けること2時間。
(ああ…お腹がすいた…)
ちらっと夫を見てみると、ものすごい形相でカタカタとキーボードを打ち仕事を片付けています。
声をかけるのもはばかられるほどの集中度。
実はこの日の朝、ちょっとお腹の調子がよくなかった私は、ホテルの朝食をほぼ食べずに来ました。
「食べないとあとでお腹空くよ。」
と夫に注意されたのですが、
「ちょっと私をいくつだと思ってるの。
この三十数年間自分でコントロールしてやってきてるんだからとやかく言わないでよね。」
と堂々と言い放ったので、その後2時間でもうお腹がペコペコだなんて言えやしないよ…。
その後グーグーとなるお腹を抱え、夫に話しかけるタイミングを図っていると、
「ヘイ、よし、ちか!ご飯どうする?俺行くけど行く?」
夫の友人ポールの声が!
私「行くよ!ね、行くよね、よし!」
夫「あー、もうそんな時間?息抜きに行こうかな」
私「行こう行こう!行くしかない!」
ポ「じゃあ、俺がよく行くこのそばのホーカー(屋台街)でもいい?」
私「問題なし!」
こんなに広いのに満席!
私達が向かったのは、
『Sri Weld Food Court』(地図)
▼ 雰囲気を見てみる ▼
周辺に銀行などのオフィスが集まっており、1時前に着いたときには席が無いほどの混雑ぶり!
3人で空いている席を探しまわり、やっとのことで1席ゲット。
ここには20以上の屋台が軒を連ねており、中華、マレー、インド料理なんでもごされ、好きなモノが食べられます。
夫が席を確保している間に、私とポールが注文に向かいました。
私はワンタンメン、夫にプラウンミー(海老そば)を注文し、席に戻ります。
いつも驚くのは、注文しただけで顔を覚え必ず席を間違えずに料理を持ってきてくれるということ。
(後でテーブル番号を言うことを発見)
3人であーでもないこーでもないとペナン情報を話していると、ポールの焼きそばと夫のプラウンミーが運ばれてきました。
ここの屋台はその都度お金を払う方式。
大体5〜7リンギット(約140〜180円)程度なので、素敵なカフェで食べるご飯に比べると3分の1ほどの経済ランチ。
しかし!
私のワンタンメンが来なーい!
「おっそ!ワンタンメン、おっそ!忘れてんじゃないの私の顔」
とちょびっとイライラしていると、
「韓国パリパリ病だね」
とポール。
説明しよう!
韓国パリパリ病とは、韓国人が最もよく使う単語「パリパリ(早く!早く!)」から来ており、せっかちな韓国人にように何でも早くすぐに迅速にしたいがために、ちょっとの間でも待つことが苦手になる病である。
私「そうだ!ここはスローカントリー、マレーシアだったわ!」
ポ「そうだよ、彼らはプロだからちかの顔は絶対に忘れてないよ、ただ遅いだけだ。」
待つこと十分、無事に私のワンタンメンは運ばれてきました。
治したい…、私のパリパリ病…。
突然来た得意の腹痛(食事中閲覧不可)
美味しいワンタンメンを半分ほど食べると、
キュル…
(はっ…やばいこれはっ)
そう、お得意の腹痛。
ワンタンメンを待っている間にキンキンに冷えたライムジュースを一気飲みしたのが原因かも…。
しかも朝からお腹の調子が悪かったのに、空腹ですっかり忘れていたっ。
楽しそうに談笑するポールと夫。
ポールはちょっと静かになった私にも定期的に話を振ってくれるのですが、私はそれどころじゃありません。
(ちょっとポール、それどころじゃないんだよ。ほっといて男二人でしゃべってくれよ!)
キュル…
キュル!
キュルキュルキュル!!!
(これはやばい…)
「あはは、えっとー、ちょっとトイレ行ってくるわ。(全然平気な顔で)」
と言い残し、席を立つと競歩で一目散にトイレへ!
幸い個室は空いており(言っておくが全然綺麗じゃない)、助かった!と思う間もなく非情な現実が!
紙がない…
ここで紙なしは絶対にダメ。手に負えない。
その間にもお腹の波は収まる気配を見せません。
すると屋台街の先にセブン-イレブンが見えます!
神…
引き続き競歩でセブン-イレブンへと入店すると、日用品エリアに。
ウェットティッシュしか無い…
いやウェットはダメでしょう!
危険過ぎる!
私「エクスキューズミー!ティッシュはっ!どこですかっ!」
店「えー?ティッシュはー、売り切れ。」
マジで…
店「あなた…もしかして…」
私「そう!エマージェンシー!」
店「トイレットペーパーならあるわよ!」
私「(早く言え)」
私の顔色で察してくれたのか、ドンピシャなものを差し出す店員さん…。
「サンキュー!」
言い残すと、またもや目にも留まらぬ競歩でトイレへ戻り、
事なきを得ました。
再び席に戻るときには、景色が変わって見えたよ…。
その後銀行へ行くというポールと一旦お別れし、コワーキングスペースに戻る道すがら、
夫「お腹大丈夫だった?」
私「あ、わかった?」
夫「分かったも何も、いつもの腹痛の様子そのものだったからさ。」
私「いやーかくかくしかじかで大変だったけどね。事なきを得たよ。」
夫「うける。」
私「しかもさー、今日の服ポケットなかったからさ、お釣りのお金とトイレットペーパーを両手に持ちながらはちょっと難易度高かったわー」
夫「ゲラゲラゲラ」
ということで、朝も昼もまともに食べられなかった私は、夕方になるとまた空腹のお腹を抱え、夫の仕事をいつ終わるかとヒッソリまちつづけたのでした。
腹痛はこのホーカーのせいじゃないので悪しからず!
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