
2016年2月
こんにちは!たびなすびのちかです。
日本人にとって、もやは体の一部と言っても過言ではないお風呂。家には24時間いつでも入れるバスタブがあり、外に出ても銭湯あり、日本中に温泉あり!今ではすっかり世界中から温泉目当てに観光客が集まってくるほどになりました。
反対に私たちが海外に行ったら?
美味しい食べ物、エキゾチックな景色。日本では得られない素敵な体験ができる海外旅行は大好き!でも、ネックは夜に湯船にゆっくりつかれないこと…。
韓国にも温泉は存在する
韓国にも日本ほどではありませんが、温泉は数多く存在。韓国中部のテジョン(大田)のユソン温泉、釜山のトンネ温泉などが有名。
ですが、日本のように温泉街の風情を楽しむものではなく、大きな健康ランド(若干昭和っぽい)を運営し集客しています。また、街のあちこちに銭湯やサウナがあり、韓国人はそれぞれ自分のお気に入りのマイ銭湯を持っているほど。
フィットネスジムのように月会員、年会員になり毎日通う人もたくさんいます。
韓国人は銭湯で隠さない
ただ日本と大きく異なる点もあります。韓国人は前も後ろも隠しません。
ババーン!!
「どやねん!!」って感じ。(なんとなく関西弁…)
「なぜ、隠さないのか?」と聞きました。直接韓国人に。すると、「なぜ隠すのか?」と。
彼らには愚問のようです。
日韓の入浴の違いにカルチャーショック
とはいえ、お風呂プロの私たち日本人が慣れきっている習慣を変えるというのは大変なこと。
私たち家族にも、風呂カルチャーショック in コリアは突然襲ってきたのです…。義母が韓国に遊びに来たときのこと。旅行中にずっとシャワーだけというのも疲れが取れませんし、湯船につかりたい、ということで一緒に銭湯に行きました。
脱衣所で服を脱ぎ、いざ大浴場へのドアを開けたときのこと。
ジッ…ジロジロッ…降り注がれる数十の瞳…。
あかすりに励んでいた韓国おばさんたちの手が止まり、皆一斉に義母を見つめています。不思議なことに、その目線は私の身体を通り過ぎ、義母へと注がれているのです。
なぜだ…。二人の状況を比べてみても、そう違いは・・・
あ!!!
そう、韓国生活に慣れきっている私は、タオルを肩に乗せ全裸すっぽんぽん。一方の義母は前部を全てタオルで覆う日本スタイル。
そう!全員あられもない姿で堂々と歩き回っているところに、やや猫背で恥ずかしそうに身体を隠して入ってきた義母に興味津々なのです!
郷に入っては郷に従え。
視線をそらすには、恥ずかしくてもタオルを剥がさなければならないのだっ!義母も最初はためらっていましたが、あまりに見られるので、
と、タオルを剥がすっ!
すると…「な~んだ」という拍子抜けの目をした韓国おばさんたちは、いそいそと自分のあかすりに戻ったのでした。
皆さん!もし、韓国のサウナや温泉に行かれることがあれば、その際には、是非「えいや!」の気持ちで全てを開放するのだ!
韓国の銭湯(温泉)ではこんなことが行われている!
韓国の女性は湯船に浸かるためだけに銭湯に来るのではありません。
湯船にゆっくり浸かるというよりは、アカスリをメインに行く感じ!そのため、アカスリグッズは必ず持参、アカスリ後のスキンケアグッズも数多くあります。
一番多いのはヤクルト!あの飲むヤクルトです。これを肌に塗りまくります。1本とか2本とかじゃなくて、10本ぐらい持ってきて肌に塗ってますね!
あと、ヨーグルトも。銭湯内のゴミ箱にヤクルトやヨーグルトの空き容器がたくさん捨ててあるのは、食べてるのではなく、塗っているという…。
なかなかのニオイ。
ちなみに、最近ではヤクルトやヨーグルト成分を使ったスキンケアアイテムも多く販売されていて、「塗る文化」がかなり根付いていることを感じます。
ちなみに、私がオンニ(知り合いのお姉さん)に教えてもらってよく使うのは『黄土パック』。泥の様な茶色い粉を水で溶いて全身に塗ります。
日本でやったら引かれるところですが、韓国ではヤクルトおばさんもいるので黄土くらいなら全然構いません。待っている時間がちょっとまっ茶っ茶で滑稽ですが、黄土パック後はものすごくツルツルになるので、ヤミツキです!
ぜひ、韓国のサウナでお試しあれ!
※ ツーリストも行きやすいお洒落で素敵なチムジルバンよりも、早朝からやってる、住宅街のモギョクタンにぜひ行ってほしい!こういうとこね(地図)←私が住んでたとこの近く。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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ご訪問ありがとうございます、たびなすび(プロフィール)です。現在、マレーシアのペナン島を拠点に生活しています。このブログでは日常の小さな気づきや、心に残った旅の瞬間などをお届けしています。このブログが新たな冒険や発見のきっかけになれば嬉しいです。「住みたくなるようなお気に入りの街」を探す旅に出てみませんか?