やっぱりマレー人の心の広さはハンパなかった!逆の立場だったら果たして同じ態度でいられるの…私

   

こんにちは!たびなすびのちかです。

マレーシアに移住してからというもの、マレーシア人がとにかく優しいということを言いまくってるわたくし。

それには理由があるようで、大げさに言えば、多民族国家だからいちいち非常識を怒ってたら国が崩壊してしまいかねない、ということでした。

 

外国人として住むぶんには、その国に同化しなくてもいいし、とってもラクで暮らしやすい!

東アジアに長く住んでいた私はちょっと攻撃的になってた部分もあるので、マレーシア生活を機に性格を中和しようと思ってたんですがね…。

レベルが違ったんだよね…。




ハプニング発生!どうする!?

先日、友人2人とディナーをすることに。

イエメン人韓国人、私の三人だったんですが、旧正月明けということで、お目当てのお店が満席。

イエメン人の友人(アミラ)がもうすぐペナンを離れるので、彼女が行きたい場所へ移動することにしました。

彼女が指定したのが、ジョージタウンの有名店『Tek Sen(徳成)』Map)。

ここね、美味しいんですけど、めっちゃ並ぶ。

しかもその日は連休なのでもう1時間半くらい並んだ!!!

 

味はいつも通り美味しかったんですが、6時に出発したにもかかわらず、結局食べ終わったのが9時半という…。(長居するような店ではない)

 

Uberを呼び、家路につく私達。(同じコンド住まい)

 

私「今日は出鼻をくじかれたね…」

ア「満席だからってTeksenに行こうってのがそもそもの間違いだったわ」

韓「そうだよ、もっと人気店に行ってどうするのって!」

 

みたいなどうでもいい話をしている時、

 

「えええ!?」

 

アミラが突然声を上げる。

 

私「どうしたの?」

ア「え、何か…今Whatsapp(LINEみたいなやつ)で連絡きたんだけど…」

韓「誰から?」

ア「Carousell(メルカリみたいなやつ)で化粧品売ったんだけど、買った人がそれ取りに来たって。」

私「ええ、今〜!?」

ア「確かに取りに来れる人限定、って言ったんだけどさー、来る前に連絡してほしいよね!」

韓「そうだよ〜、突然来られてもねえ、しかも夜に。」

ア「何かもうコンドの中にいるみたい」

私「えええ!セキュリティどうやって通ったんだろうねー」

韓「てかまだ30分位かかるよ。」

 

アミラも困り顔の様子。

突然来るのが悪いんだし、しょうがないから待たせておきなよーみたいな話を三人でワイワイしていました。

すると相手から、「後どのくらいで着く?」と何回か連絡が。

 

聞けば彼(相手は男だった)はバイクで来ていて、雨も降ってきたので、もし遅くなるのであればどこかに移動したいらしい。

 

私「え、でももうビルの中にいるんでしょ、雨よけあるじゃんね。」

ア「てか、勝手に来てるのにー、もう!ちょっと送っちゃお『そもそも何で連絡しないで突然来るの?』…と…。」

 

ピコン!(返信)

 

私「なんて?」

ア「『Ah…』って。」

韓「Ah…って何よー」

ゲラゲラ

 

ピコン!(返信)

 

ア「ええええええ!!」

私「どうした?」

ア「『You said come at 9pm...』って!」

韓「ええええええ!!」

私「言ったの!?」

ア「ちょっと待ってーー」(以前の会話を確認中)

 

ア「…」

 

韓「まさか…」

 

ア「言ってた。」

 

韓「まーじーでー!!!」

私「かわいそう!!!」

 

なんと!

アミラは自分で時間指定をしておきながら、それをすっかり忘れていたのだと。

やっちまったな!

まあ引越し準備で本当にてんてこ舞いだったのはわかりますが、それが言い訳にはなりませんね…。

 

し・か・も!

 

聞けば、やはりコンドのセキュリティは厳しく入れてもらえなかったので、ゲート前で待っているんだそう。

 

雨の中。

野ざらしで。(雨よけはない)

バイクで。

アミラにすっぽかされたせいで。

計一時間以上も。

 

私「かわいそすぎ!!!」

ア「もう!私!どうしよう!!!」

韓「1%も支持できないほどにアミラが悪い」

 

それからは気が気じゃないアミラ。

Whatsappで帰り道の実況中継をしながら、ようやく1時間半遅れで彼の待つコンドへ…。

いくらマレーシア人とはいえ、多少はムッとしてるはず…

コンドのゲート前にバイクにまたがるカップル発見!

 

ア「彼らだわ!!」

 

車を降り、駆け寄るアミラ。

 

ア「アイムソーソーリーーーーーー!」

 

相「オーケー」

 

ニコニコニコ…

 

???

 

ニコニコ?

しかも二人共?

 

ゲートのセキュリティ員にまで、

「ああ君たちだったの?彼らずーーーっと待ってたよ、あそこで。」

と言われる始末。

 

ア「本当にごめんなさい、すっかり時間指定したの忘れてて、変なことまで言っちゃって。」

相「大丈夫ー」

ア「雨にも濡れて…」

相「もう止んだよ、へへへ」

 

すげえ…一ミリも文句も嫌な顔もしない彼ら…。

濡れたのに…。

 

なんて心広いの!!!!

ゆるゆるの彼ら

そこからのアミラは目にも留まらぬ速さで自宅に帰り、彼らに品物を渡しました。

 

彼らには申し訳ないので半額で譲ろうとしたアミラ。

35RMの値をつけると、50RM札を渡されたそう。

 

ア「あ、お釣りがない…」

相「えー

 

じゃあ、いいよ。」

 

ア「ええ、ダメだよ!じゃあ口座に振り込むから番号教えてくれない?」

相「んー、今わからないから、本当にいいよ」

ア「いやいや、それはだめ、いくらなんでも多すぎる」

相「じゃあー、

 

明日またここに取りに来るよ」

 

ア「えええ!!!それは申し訳無さすぎる」(彼らの家はここから片道1時間以上かかる)

相「大丈夫ー」

ア「じゃあわかったわ!

 

もうお金いらない!あげる!!」

 

相「ええええええ!」

 

ということで、結局アミラはタダで彼らに品物をあげたのでしたー。

見習いたいけど見習えないし、自分も待つ立場になるだろうね

ア「本当に彼らはスイートだったわ…」

 

マレーシアを離れる直前で、かなり感動した様子のアミラ。

私も、マレーシア人はあまり怒らないし、その中でもマレー系は本当にのんびりしてると思いましたが、

今回の件で「本当にこんななんだ!!!」とビックリしました。

 

以前、マレーシア人はアンガーマネジメントをしてる、と記事に書いたことがあります。

多様な民族が独自の価値観で生きているので、共生するためには自分たちの常識で怒ってるとケンカが絶えなくなる。

それが国規模で起こると、内紛なんてことになりかねません。

昔はそれで痛い思いもしたらしく、心の中で染み付いてるらしいです、とにかく腹を立ててはいけない、と。

 

とはいえですよ!

来いと言われた時間に行ったら「なんで今来た」と勘違いでも言われちゃって、さらに雨まで降ってきて(もちろん傘なんて無い)、一時間半以上も待って、ニコニコ微笑めますかね?

…え、私?

 

難しいーーーーーーー!

 

頑張るよ、頑張るけど、一言くらいなんか言っちゃいそう…。

「待ちましたよー!」

とか。

「濡れたよ」

とか。

 

しかもよ、彼らがこんな感じな以上、私達も待たされる逆の立場になったらこういう態度でいることがよさそうですよね。

これでもしもキレてたりしたら、

 

「え、なんでキレる?」

 

と逆に不思議がられますよ、きっと。

 

許される(怒られない)立場であれば嬉しいカルチャーですが、許す(怒らない)立場になったら、

 

耐えなきゃね。

 

本当、いくら相手が悪くても怒っちゃったら百害あって一利なし、みたいですわ、マレーシアでは。

 

とはいえ、マレー人カップルが広い心で対応してくれたお陰で、アミラは反省しながらも嫌な気持ちにならなかったし、彼らも無料で品物をゲットできました!

無料であげたことに喜んでくれて、アミラも罪滅ぼしができて逆に清々しい気持ちになったようです。

 

ミスが少ない人にとっては、相手のミスを「許さなければいけない」状況に自分が置かれるのは理不尽!かもしれません。

 

が!

私はミスが人より断然多い方なので、マレーシアに来てから「許される」回数がめちゃくちゃ多くて助かってます。

(韓国とかではめっちゃ怒られてたからね…)

なので、多少マレーシア人ののんびりさに付き合ってても、「私も大概だしな」と思えちゃうんだ…。

 

ということで、立場が逆になった時に耐えられるかどうかは、

 

君のミスの多さ次第だ!!

 

と私は思う…。

 

ただマックで混んでないのに30分以上待たされたり、

店員がちんたらレジ打ちしたり、

10言っても1しかかやってくれない、

とかはデフォルトであるよ。

 

 

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