【キューバ米国交正常化前】キューバに行った証拠がどこにもない!

      2017/09/02

こんにちは!たびなすびのちかです。

私たちがキューバを訪れたのは2010年。

その頃はキューバとアメリカが国交を回復するなど微塵も思っていませんでしたから、国交正常化宣言後の急速な変化により、現在は私たちが訪れたキューバとは様変わりしてしまったかもしれません。

Photography by YOSHI

Photography by YOSHI

パスポートにはキューバを訪れた証拠はない

クバーナ航空でキューバの首都ハバナに到着した私たち。

カンクンの現代的な空港とは対照的に、1970年代のドキュメンタリーにでも出てきそうな古びた空港で、節電のためかとにかく暗い。

まず初めに受けるのは入国審査。

一ミリの笑みもなく仕事をこなしている職員が社会主義らしさを演出しています。

特に質問もなく、バンバン!と入国スタンプを押して終わりです。

 

ツーリストカードにだけ。

 

そう、観光目的で訪れた外国人のパスポートには入国スタンプを押してくれないのです。

 

え、なんでーー!

超レアなキューバのスタンプほしい!

ペラペラページめくったときに「あれ?このスタンプって、え、キューバ?」「ああ、まあね。」「えー、すごい貴重だね!」って言われたいのにー。

 

そのような趣旨を無表情職員に向け話したところ、

「押してもいいけど、今後アメリカに入国できなくなるかもよ。いいなら押すけど。」と。

 

ええ!そうなの!

いやいやそれは困ります。

先日のアメリカの入国審査でブルースウィリスに凄まれたのがトラウマになってるのに…。

 

仲悪いんですね、アメリカとキューバ。

ということで、私がキューバに行った証拠はパスポートのどこにもないのです。

キューバのあらゆる博物館のアメリカ人の総称は

キューバには革命博物館やゲバラ博物館、その他名勝などにたくさんの記念施設があります。

そこで必ず登場するのは宿敵アメリカ!

その彼らの総称は、そう、

 

ヤンキー(Yankee)

 

ヤンキーとはアメリカ人の蔑称で、言葉のあやでそのように呼ぶ英語話者もいないわけではないでしょうが、このような公的機関で堂々と英語の解説とともに書いてあるのは珍しいでしょう。

例えばこんな具合

 

「我らキューバの若者たちが立ち上がり、腐敗政治をしていたバティスタ政権とヤンキーどもをここから追放したのだ!」

 

ただ困ったことに日本人である私は、ヤンキーと言われると成人式で暴れる若者や、暴走族のパラリラ系が「ああ?」とカストロにガンをつけているところを想像してしまうのです。よわそー。

カナダ人にやたら会う国、キューバ

そんなキューバで現地ツアーに行っても、街中でビールを飲んでいても、ホテルのロビーにいても、やたら会うのはカナダ人です。

旅行中でもカナダ人は存在感が薄く、カナダに行ってきた日本人に会うことのほうが多いほど。

カンクンでも、そこがアメリカかと思うほどヤンキーさんだらけでしたが、カナダ人には気づきませんでした。

 

ツアーのランチタイムにたまたまテーブルが同じだった親切なカナダ人老夫婦に、

「キューバにはカナダの方が多いですね。もしや直行便がたくさんあるんですか?」と尋ねると、

 

「だってアメリカ人がいないからね。」

 

なるほど…

 

「近くのリゾートに行ってもどこもかしこもアメリカ人だらけでとにかくうるさいんだよ。キューバはアメリカ人が来られないから、静かに過ごせるのさ。」

実際にはアメリカ人も入国できるのですが、アメリカ政府は推奨していないので自主規制しているのです。

超大国アメリカの隣で影の薄いカナダ。

隣人同士の複雑な感情を垣間見た瞬間でした。

 

国交正常化宣言後、アメリカ人観光客は爆発的に増えたと聞きます。

あのカナダ人たちの旅行先に変化が起きたのか、気になるところです。

 

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