旅のよもやま話

同じアジアでもこんなに違う!一時帰国で食べたくなるものはこれだ!

こんにちは!たびなすびのちかです。

海外生活で恋しくなるものといえば、何といっても故郷の味。

とはいえ、日本を離れて早15年も経つので、毎日和食じゃなきゃ無理!ってことはありません。

やはり人間は体の順応性が高いのか、意外と何とかなるもんね…。

こんなに人生が東アジアで埋まるとは思わなかった

私が日本から離れて以来住んだことがある国は、

 
韓国、
中国、
台湾。
 

 

全部東アジアーーーー!

 

 

私大学の時、将来はヨーロッパに住むんだ!と信じて疑わなかったのに…。

かっこいいと思ってスペイン語とかも勉強したのに…。

 

10年後、一番うまくなったのが、

 
韓国語だったなんて。
 

人生って予測しても無駄…。

 

で、今やっと南がくっついて東南アジアに来たわけです!

あと十年経ったら東がなくなって、

 
南アジア在住。
インド、バングラデシュ、パキスタン等々…。

 

てことにはならないことを願います!

カレーあんまり好きじゃないし。あとインドだし。

 

インドと比べると(なぜ比べる…)東アジアの生活なんて朝飯前でしょうが、それでも食のホームシックにかかったりしますね。

生まれてから20年間口にしたものはDNAレベルで刻まれているようです。

中国の経済特区は駐在員の街

中国ではニートだったので父のスネをかじりまくり、頻繁にめちゃ高和食店に行ってました。

日本でも学生だったら食べられない高級品ばかり食べていたので、食ホームシックは皆無。

でも今振り返ると父のおかげかも。

食べることには妥協を許さない父は、日本から刺身のさくを冷凍にしてもってきたり、いくらやすじこ、鮭、日本米は常備。

さらに麺や調味料、レトルト食品などの日本食材で一部屋が埋め尽くされるほど大量のストックを抱え、

 
ちょっとした店みたいだったよ。
 

もちろん中華も食べますが、家にいるときには実家とほぼ変わらない生活ができたのですから、ホームシックになるわけがない。

だってホームあるしね、ここに。

参照記事:中国でお手伝いさんの人生相談に乗る

台湾料理って意外と飽きる

一方、台湾ではものの一ヶ月で台湾料理が飽きた!

旅行で行くとものすごくおいしい!と虜になる台湾料理ですが、脂っぽいし、味が甘めなんですよね。

 

おいしいのよ!でも何か単調…。

魯肉飯(ルーロウファン:ご飯に煮込んだ味の濃い豚肉をかけたもの)とか、牛肉麺とかは、最初の一ヶ月以外、ほぼ食べてない。

 

圧倒的に野菜も足りず、私が食べていたのはなんと、

 
韓国料理。
 

和食もカツ丼とか牛丼とかだと何かさっぱりしなくて(なんか似てるし)、脂っぽいものに囲まれてると手が出ない…。

キムチ鍋っぽい屋台料理が在住日本人のランチに絶大な人気がありました。

他にもカプリチョーザやらワタミやら、牛角、モーパラなど、あったらいいのに!と海外在住者が思うようなメニューが網羅されていたので、台湾料理を食べなくても生活できるので、韓国料理と和食でバランスを取り、ストレスはそれほどたまらず。

韓国の和食屋は現地の人向け

台湾で愛してやまなかった韓国料理の本場、韓国では、

「どうせ赤いものしか存在しないんでしょ、韓国料理は」

と失礼千万な暴言を吐きながら来ましたが、意外や意外、

 

ラーメンを薄くしたような旨みたっぷりのスープあり、

野菜満載の定食あり、

焼き魚も刺身もあり、

 

めちゃ充実っ!

 

赤くて辛いものももちろんたくさんありますが、基本的に韓国ではおかずがいっぱいついてくるので、2〜3品口に合わなくても他のものを食べればいいので、食べたいものがない!という食卓はありません。

逆に韓国に住んでいて、一時帰国した際に猛烈に食べたかったものが、

 
エスニック料理っ!!
フレンチ!イタリアン!
 

ここ最近ポツポツとできてきましたが、数年前まではほんっとに韓国料理と日式、中華しかなかったんですよね。

この日式も中華もザ・韓国的なものだったので、日本人や中国人が行くとなんじゃこりゃー!てかこれ韓国料理でしょ、っていうことがよくありました。

韓国料理は現地の料理なので、おいしくて種類も豊富だったんですが、不得手は外国料理。

だから日本に帰ったら、

 

タイ料理!

中華!

イタリアン!

 

この辺に目がキラキラ…。

ホント、日本はなんでもあるな!

そしてここペナンで困ってること

日本から一番近い外国、韓国よりも日本食材が充実していることに驚きました!

例えば、韓国でも韓国産納豆が最近流行りで手に入れられますが、日本産はあまり見ません。(あっても高い)

しかしペナンでは約20種類物輸入納豆を発見!

調味料も、そばも、ラーメンも、冷凍食品も、お菓子も、

 
ある、じゃなくて、選べる。
これぜんぜん違う意味。

 

韓国では現地の食材で代用し作っていた和食も、日本のもので作れるので食生活はかなりのグレードアップ!

だから、全然不満はないっ!

 

と言いたいところですが、ここはやはり外国。

 
米ーーーーー!!!
生魚ーーーーーー!!!
牛肉ーーーーー!!!
 

もうねこれ。これだけ。

あとは何も不満はない。

米の粘り気が足りない

中国も台湾も韓国も、お米が同じだということに今気づきました。

マレーシアも主食はお米が多いんですが、長いお米あるでしょ、あれなんですよ(インディカ米)。

お米コーナーはものすごく広いけど、9割方長いやつ。

東アジアのお米(ジャポニカ米)は1〜2種類売ってて、あるだけいいんですけど、

 
これ、チャーハンにしたら誰でもパラパラになるよね?
 

ってくらい粘り気がない…。

箸で一塊をすくえない、こぼれる。

 

売ってるだけもありがたいんですけどね。ちょっと残念。

刺身が手軽に食べられない、辛い

もう一つは、生魚。

毎日刺身でも構わないくらいの刺身好きなんですが(焼き魚はそれほど好きでもない)、

 
生はサーモンしか購入チャンスがない。
なんか冷凍マグロもあったけど絶対微妙な気がする。

 

和食屋さんは多いので、行けば食べられるんでしょうが気軽に食べたい身としては高すぎる。

だってー、

 
十枚くらいで5千円以上するって…。
 

納得できなくておいしさを味わえない、性格的に。

 

最近出会う人に

「船釣りします?」

って聞いて、自分で釣ってこようかとも考えてるくらい食べたい…。

豚肉より牛肉を手に入れるほうが困難

イスラム国家なのに、豚肉はマーケットやスーパーなど売られており、大変ありがたいです。(エリアは分かれてたりするけど)

なので、トンカツも、餃子も、サムギョプサルも思う存分食べられますが、意外にも手に入りにくいのが、牛肉。

インド系は食べないし、中華系でも仏教徒の人には禁忌の食べ物だそうで、他の肉に比べてあまり流通していないのだとか。

焼肉屋に行けばあるんだろうけど、キムチも漬けたしサムギョプサルも家でよくやってるから、わざわざ焼肉屋に行く気がしない…(焼肉屋はほぼ韓国系だから)。

スーパーの牛肉は全然新鮮そうじゃないし、私の好きなサシが入ってないので(脂が多いほうが好き)、赤身を買う気になれないし。

前の一時帰国で食べた、日本の超おいしい焼肉が忘れられない!!

私が日本で食べたいものはこれ

ということで、マレーシアから帰国する際には、

 
刺身屋か焼肉屋で会おうぜ!!
 

チキン食べすぎてるから焼き鳥はあんまりいらないー。

 

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