赤羽の居酒屋でせんべろしようと思ったら、結局デニーズに行ったワケ

      2017/02/02

こんにちは!たびなすびのちかです。

海外で唯一で見ることができる日本のテレビ放送『NHKワールドプレミアム』

 

まあ、ネットを使えばいろいろな番組は見ることができますが、テレビ放送の特徴といえばやっぱり”ながら見”。

ネットで見る番組は自分の趣味に合う好きなモノを好きなだけ、というパターンなので、「ん?なにこれ?」「誰この人?」「何の番組?」といった疑問はほとんど起こりません。

 

その点テレビはいい!

ソファでゴロゴロしているとき、家事をしていて音がほしい時などに、ちょうどいいのがこのNHKワールドプレミアム。

その中でも、あれ?とちょっと見始め、最終的には見入ってしまっている番組が『ドキュメント72時間』なのです。

わざわざ見ないけど、結構記憶に残る

「秋田のうどん自動販売機」「名古屋地下街の忘れ物」など、なかなかの傑作はスラスラと出てきますが、結構な本数を見ているにも関わらず、意外と思い出せないものも多々あります。

今回の帰省で、「赤羽」を通った時もそうでした。

 

アナウンス「あかばねー、あかばねー」

 

私「あ!よし(夫)ここって!」

夫「赤羽だよね」

私「72時間で立ち飲みおでん屋やってなかったっけ?」

夫「あーやってたね。美味しそうだった!行ってみようか。」

私「うん、お父さんとお母さん誘って来よう!」

 

ちょっとしたヒントで思い出す、そんな番組なのです。

赤羽なのにスペイン『赤羽バルCirco

72時間で取材したのは、赤羽の横丁で朝からやってるおでん屋。

立ち飲み屋にも関わらず、若い女の子も来れば、一人で飲みに来る妙齢の女性、朝からお酒を楽しむ夜勤明けのおじさんなど、悲喜こもごもの人生模様を上手く映していました。

うっかりとおっちょこちょいの悲喜こもごも人生の私にピッタリではないか!

夜の7時に待ち合わせをすると、4人で赤ちょうちんへと繰り出しました。

 

まず一軒目は、赤ちょうちんという名が似合わない、

 

スペインバル

 

なんでやねん!と関西に縁もゆかりもない私でさえ関西弁で突っ込みたくなりますが、このバル系が赤ちょうちん系に負けず劣らず多いのです。

昨年スペイン&ポルトガルを訪れた私達は、外でワインのデキャンタを飲んでいる風景がたまらなく好きになってしまい、ポルトガルの風景をそのまま再現したお店に一目惚れ。

赤羽バルCirco

テラス席を陣取り、4人でサングリアで乾杯です!

赤羽だけど... リスボンみたい…

このお店、TAPASと呼ばれる小皿料理が充実していましたが、それよりもお通し(カタカナだったけど忘れた)が、

 

まな板(のようなもの)に乗っかった生ハム山盛り

 

TAPASよりインパクトあったよ…。

タコのマリネと海老のアヒージョと、バーニャカウダ、若鶏トマトソース焼き、などなどどれもムイブエノ(ベリーグッド)!

アミーゴムーチャスグラシアス!でした。

さながらアジアの観光地のよう

一つのお店で終わるのはちょっともったいないので、

「つぎは72時間のおでん屋かな」

と二軒目を考えながらスペイン料理に舌鼓。

 

すると、ポツポツと雨が降ってきたかと思ったら、なかなかの本降りに!

テラス席の私達はお会計を済ませると、赤羽の年季の入ったアーケードへと足を進めました。

 

なんと残念なことに、そのおでん屋さん痛恨の休業日!

当てが外れた私達は、雨の中赤羽の路地をさまよい歩くことに...。

 

両脇には間口を取り払った焼肉屋に焼き鳥屋、立ち飲み屋に沖縄料理まで様々なお店がひしめいて、なかなか一つに決められません。

 

「どこにしようか…」

 

と雨の中、えっちらおっちら歩いていると、

 

「おでんやってます」

 

の張り紙を発見。

あ、おでんだね、なんてものの数秒立ち止まった所、そのお店のドアが開き、

 

「ドウゾドウゾ!アイテマスカラ!ドウゾ!」

 

明らかに外国人。

 

「入って、雨だから!早く早く!」

「ドウゾ!イラッシャイマセ、オイシイ」

 

本降りの雨に逆らえず、普段なら絶対に入らないような年季入りまくり看板の小料理屋へと入店…してしまいました…。

強烈な個性のママの居酒屋店内

私達が通されたのは一番奥の4人席。

テーブルにはデカデカと「予約席」というプレートが置いてありましたが、さっと外すと「スワッテスワッテ」と着席を促されます。

 

店内、なんというか、全てが、

 

茶色い。

そして暑い。

 

カウンター越しにじっと我らを見つめる、一糸乱れぬアップヘアスタイルに仮面のようなお化粧のママ。

「ノミモノ、ナニニシマスカ」

すごく汗だくでニコニコしながら接客をする20歳そこそこの若い女の子。

 

父「じゃあ、生ビール2つと、獺祭(だっさい、日本酒)2つ」

店「ハイ」

 

飲み物を注文し、ほっとして周りを見渡すと、

 

重ねた新聞紙

ラベルが茶色くなった一升瓶

赤茶けた張り紙メニュー

雑然としすぎているテーブル周り

 

そして!

 

シミのある家庭用冷蔵庫に、動く円い影…

 

G!

※GOKI○○

 

私「(頑張って超小声)ぎぇーーーーーーー」

母「どうしたの!?」

私「れ、れいぞう‥こ‥」

母「きゃーーーー」

夫「言わないでおこうと思ったのに…」

私「言ってよ!」

夫「てか、ちかが座ってるテーブルの前も小さい虫が行進してたよ」

私「ひえーーーーー」

父「失敗だなここは」

 

ここ日本だよね…?

頑張り屋さんは四川省出身

「ハイ、ビールトダッサイ」

テーブルに置かれた飲み物に誰も手を出さない我がテーブル。

 

「タベモノハ」

「えっとね…」

 

すると、後ろから見張っていたママが動き出す!

 

マ「(小声)ちょっと!○○ちゃん!ちょちょ!ちょっと来な!」

店「ハイ」

マ「かつお刺すすめて。」

店「カトサソ…?」

マ「かつお!かつお刺!わかった?」

店「ハイ」

 

怖...

 

店「スミマセン、タベモノ、カツオオイシイ!」

夫「いや、でもここで刺身はちょっと…」

父「そうだな。じゃあ、おでん盛り合わせ。」

店「カツオオイシイ」

父「いや、おでんだけで」

 

結局、おでんの盛り合わせを半分ほど食べたところで全員ギブアップ。

母などはお店で微動だにしませんでした。

 

だって、冷蔵庫の真横でしたからね。

 

GGGGG!

きもー!

 

司令塔のようにカウンターから女の子にキツイ司令をだすママ、店を出るまで一回も笑わなかったよ!

 

父「お姉さん、どこから来たの?」

店「ワタシ、チュウゴクシセンショウ」

父「お仕事大変だね」

店「ダイジョウブ、ワタシガンバル」

 

...泣ける

デニーズで安心感をもらう

母「すごかったね!あそこの店」

夫「インドレベルだったよ、色んな意味で。」

母「でもお客さんいたね。」

私「お父さん、ごちそうさまでした。で、いくらでしたか?」

父「6000円」

皆「えーーー!あれで!?」

父「まあ、獺祭高いし4人だからだけど、ボロ儲けだわな。」

 

ひとしきりお店の話題で盛り上がると、満場一致でお口直しをしよう!と。

綺麗な店内に、清潔なトイレを兼ね備えたファミリーレストラン、デニーズで、安くて美味しく安心なデザートで赤羽の夜を〆たのでした。

 

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