映画館で人生初の日本語吹き替え!『ズートピア』ならアリ、でも毒はなかった!

      2017/01/28

こんにちは!たびなすびのちかです。

一時帰国で一番素晴らしい!と思うのは、日本語ですべての用事が済むことです。

 

道がわからなくなっても周りの人に聞けば、日本語で答えてくれ、レストランに入ってもメニューは日本語。

質問があれば店員さんに日本語で聞ける!

郵便局や銀行の窓口も日本語でOKだし、お店のPOPも全部理解できる!

本屋なんて日本語で溢れています。

 

帰国子女でもない私が海外で生活すると、何かと齟齬が頻繁に勃発!

 

言いたいけど○○語で説明できない!

言われても○○語が半分もわかんないよ!

 

と知らず知らずのうちにストレスが溜まっているのです。

日本語なしで映画はちょっと無理がある

多くの人の気晴らしの一つになっている映画鑑賞。

私も映画を見るのは大好きですが、夫とは趣味が合いません。

体格がよく、坊主頭に浅黒い肌、あごひげを蓄えたザ・男という風貌を持つ夫が好きなジャンルは、

 

恋愛映画。

 

私「くくく、その見た目でラブロマンス好きなんて、笑っちゃうね。」

夫「人を見た目で判断しないでよ。人の内面の葛藤に共感するタイプなんだよ。」

私「私はアクションとかCIAの陰謀系が好きだよ。」

夫「陰謀を見すぎて、空港のラウンジでも全員CIAの職員だと思うのやめてよね。」

私「本当にそう見えた!」

夫「陰謀好きと見せといて、本当に心は単純だよね。くくく。ちかにはラブロマンスの良さなんて一生わからないと思うよ…。」

(→KLの空港ラウンジ「Plaza Premium Lounge」はシャワー付きでスッキリ離陸!

 

ある日は私が折れ、ある日は夫が折れながら現地の映画館に足を運んでいたのですが、最近はもっぱらネットレンタル。

世の中は便利になったもので、itunes(アップルのネット配信)で家にいながらいつでも好きな映画が楽しめます。

日本語字幕付き、または日本語吹き替え版の映画が海外でもレンタルでき、とっても優れものなのです!

 

高いお金を払って100%は理解できない言語の映画を見る理由がない…。

ということで、映画館からは次第に足が遠のいておりました。

アニメというだけでNGの夫

しかし、一時帰国となれば話は別!

お客さんの大半が日本語を欲している日本ですから、字幕も日本語(当たり前)、吹替版も日本語(当たり前)。

 

パラダイスじゃん…

 

実は私、TBSラジオ『たまむすび』のPodcastの火曜日に登場する映画評論家、町山智浩さんにはまっちゃっているのです。

彼は少々暴言を発しますが、ネタバレぎりぎりのストーリーと背景解釈に毎回心を捕まれます。

町山さんに紹介された映画は自然と見たくなっちゃう巧みな話術。

町山節で説明された映画を見つけると、コレだ!と自然と鑑賞するようになりました。

 

今回の一時帰国のコレだ!はディズニーアニメの『ズートピア』

アニメと侮るなかれ、登場人物を動物にすることによって、現代アメリカ社会を辛辣に表現している社会派ムービーなのです!

 

私「よし(夫)!明日ヒマなら映画見に行こうよ!」

夫「明日?ヒマかな…」

私「ヒマでしょ、一緒に帰国してるんだし。」

夫「ちかと映画か…。どうせ陰謀でしょ。」

私「違うよ、『ズートピア』だよ。」

夫「なにそれ。」

私「CGアニメだよ、ディズニーの。」

夫「ディーーーズーーーニーーー?パス」

私「何でよ!町山さん(毎週ラジオでチェックしている映画評論家)もおすすめしてたよ。裏テーマとかもあるんだよ。」

夫「パス。」

私「動物の国の話だよ。」

夫「更にパス。」

 

ちか節、町山節のように人の心を捉えることができず!

仕方がないので、一人で鑑賞することにしました。

字幕版がない!

東新宿に滞在していたこともあり、新宿の映画館を探すと、元コマ劇場がTOHOシネマズと名前を変えてリニューアルされている!

『ズートピア』が上映されていれば最高なのに…と検索すると、なんと2時間後に上映開始。

ビッタリじゃない!とネットで申し込もうとした所、

 

日本語吹替版…

 

なんだよ!

 

実はこんなに日本語日本語騒いでいるくせに、海外映画の日本語吹き替え版がどうしても受け入れられないのです。

 

なんか…、どうしても…、

日曜洋画劇場みたいで安っぽく感じちゃうんですよね。

 

「ハーイ!ケリー、調子はどう?」

「あら、ジェシー。最高の気分よ!あなたは?」

 

とか、日本人同士なら一生言わないしね…。

 

しかし、都区内上映14ヶ所中、字幕上映が2ヶ所のみ!

しかも平日朝9時からという誰得スケジュール…。

 

私「なんだよう!日本語吹替版なんて誰が見るんだ!」

夫「子供でしょうよ…。アニメなんだから…。」

私「あそっか。」

 

社会派ムービーと捉えてたけど、アニメだった…。

吹替版に1800円か…と二の足を踏んでいると、その日は偶然にもTOHO割引デーで1100円なんだって!

しぶしぶながらもお得価格につられ、人生初の劇場吹替版を見ることとなったのです。

動物たちを人種や性別に変えてみると超リアル

『ズートピア』で登場する動物の世界では、警察官は体格の良い肉食動物のみがなれる、という暗黙の雰囲気がありました。

しかし、草食動物であるウサギのジュディの夢は警察官!

差別や偏見をなくすことを目標に、めちゃくちゃ頑張って草食動物初の警察官になったものの、現実は苦労の連続で…

 

肉食動物と草食動物の対立、それぞれの動物の種類のステレオタイプに振り回される動物たち、そしてジュディ自身も気づかずに抱いていた偏見に気づき、ズートピア(夢の国)の実情はそんなに夢のようではないことも段々わかってくるのです。

 

かわいいアニメと軽快なストーリーで、とても見やすいズートピア。

しかしこれを人間に置き換えて考えてみると、どうでしょう。

白人に黒人、ヒスパニック、アジア人。

クリスチャンにムスリム、ヒンズー教徒に仏教徒。

男性に女性、ゲイ、レズビアン。

 

様々な括りを全て無くして考えよう!と思っている人だって、無意識で括りで判断しているかもしれませんよね。

アメリカ製作アニメということで、今のアメリカの様々な問題を盛り込んだお話になっているとか。

ほんと、人を見かけで判断するな!って基本中の基本ですが、なかなか難しいことだな…と思いました。

 

といっても、鑑賞する前に町山さんの解説を聞いたからこそ気づけたんですけどね。

だけど町山さんは、ジュディも結構抜け目なく毒舌でしたたか、みたいなことを言ってたんだけど、吹き替え版ではぜーんぜんそんな感じはしませんでした。優等生すぎて、正論がちょっと鼻につく…くらい?

その後、ナマケモノのシーンがあまりにもかわいいので、もう一回旅行中に飛行機で頑張って英語で見てみたんだけど、

 

ジュディ、キャラ変わった?

 

ってくらい、「やるねえ〜、結構言うねえ〜」ウサギでした。

英語ジュディなら、あの肉食警察官の中でも全然やってけそう…。かわいそうな感じナシ!

 

個人的にはヌーディスト動物タウンがツボ!

いるよねーーー。

 

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