キューバで世界最強野球リーグ観戦!入場料は5円チョコより安かった!

      2016/11/26

こんにちは!たびなすびのちかです。

キューバのスポーツいえば、私が思い出すのはバレーボール選手のお尻ですが、一般的にはなんといっても野球でしょう。

街を歩いていても、靴下と木の棒で野球ごっこに興じている男の子たちをよく見かけました。

また、言葉の壁も野球選手名で飛び越えられるほど、国民全体に浸透しているスポーツのようです。

(→野球大国キューバで会話に困ったら「マツザカ」で乗り切れ!

キューバはみんなアマチュア

私たちがキューバを訪れたのは2011年。

メジャーリーグを有するアメリカにも勝ってしまうキューバのプロ野球は、どれほどすごいんだ!と思っていましたが、

なんとキューバには、

 

プロ野球がない!

 

共産圏であることを考えれば合点がいきますが、アメリカや日本のような莫大な資金を投じて運営されているプロリーグは、圧倒的に環境もいいはず。

なぜキューバがこれほどまでに王者に君臨できるのでしょうか。

謎すぎる!!

 

キューバの野球はアマチュアリーグで、才能を見込まれた子は6歳頃から専門の養成学校へ入学し、成人するまで国が優秀な野球選手に育て上げるのだそう。

幼少期に見たオリンピックで圧倒的な強さを見せた、ソ連や東ドイツ的な感じか…(競泳好き)。

彼らは国に所属している、

国家公務員

なのです。

 

ほう!

ダルビッシュとか大谷君が公務員だと思ったら笑っちゃう…。

制度が違いすぎて、日本に置き換えて考えることは難しいですね。

 

お給料は定額制で、勝っても負けても、成績がよくても悪くても変わらない。

モチベーションあがるか!?と考えてしまうのは、資本主義に毒された我々だからなのでしょうね…。

リーグ観戦は結構身近

とはいえ、野球がキューバ国民の娯楽の一つというのは間違いなし!

私が一人、シエスタ(昼寝)をしていたときに、つかの間の単独自由散歩を満喫していた夫。

夕方、たんまりと睡眠をとり元気モリモリで夫と落ち合うと、

 

夫「さて、俺はどこに行ってきたでしょうか?」

私「さあね。」

夫「当ててよー。」

私「アイス屋」

夫「ブー、違います。もうワンチャンスあげる」

 

…面倒くさい

 

でも実はこれ、私が夫に日に5回は出すクイズ形式会話なのです。

あまりにも言われすぎて、知らず知らずに夫にまでうつってしまったのでしょう。

しかし、こんなに面倒くさい会話だったとは…。

 

いまさらながら反省し、自業自得ということで会話につきあうことにしました。

 

私「ハンバーガー屋」

夫「ブー、全然だめだ。もう答え言う!野球場!

私「おおおおおお!王者キューバの!」

夫「なかなか面白かった!」

私「私も行きたい!」

 

ということで、翌日の試合にあわせて行くことになりました。

驚きの入場価格と陽気な雰囲気

訪れた野球場は、チーム名

 

エレファンテス・デ・シエンフエゴス

 

のホーム。

シエンフエゴスは、首都ハバナから東に250キロほど離れた都市です。

なぜかここが気に入り、1週間近くも滞在していたのですが、民宿のおじさんが昼からオペラっぽい歌を大声で歌いながら洗濯物を干す、というような陽気な街のようです。

 

普通の机を囲み、人だかりが。

何かと思ったら、チケット売り場だった!その価格何と、一人

 

1人民ペソ(約4円)

 

4円って!

円に換算しちゃいけないけど、でも4円って!

日本で一番安いお菓子であろう五円チョコより安いや!

 

「4円って!」

「4円!」

と全く意味のない会話を繰り返しながら、スタジアムへ入場しました。

 

私たちが入ったのは外野席(サードのちょっと後ろくらい)で、自由に座ってもいい模様。そうでしょうね。

 

だって席、階段だもん。

 

首都ではないので、あまり外国人もいないのか、アジア顔の私たちを見ると、

「へーイアミーゴ!元気?」(多分)

と陽気な雰囲気で声をかけられます。

9割方男性だったので、女性が一人で行くのはちょっと圧があるかも…ね…。

 

彼らは片手にビールならぬ、ラム酒のビンを持ちながらの観戦です。

 

ラム酒(度数40~75%)

 

ぎょえーーーーー!

シエンフエゴス…、絶対負けないで…。

真っ黒の野球用具

いろんなカルチャーショックを受けつつ、グラウンドへと目をやると、選手たちが練習を始めました。

 

やっぱりお尻がきゅっとあがってるわ…いひひ(お尻好き)

 

と感慨にふけりながらも、ちょっと違和感を感じました。

 

野球ボールが黒い。

 

「なんでボールが黒いんだろう?」

「ね、キューバ専用のボールかな?」

 

と注意しながらじーっと練習を見ていると、なんと!

 

夫「白い皮の部分が剥げて、黒くなっちゃったんだ!すっごく使い込んだボールってこと!」

 

なんと…、物資不足はこんなところにまで影響を及ぼしていたのです。

 

更に驚いたことに、試合が始まってもいたるところにその影が。

 

バットは2本をチームで使い回し。ヘルメットも同様

グローブもボロボロで穴が開いていそうな使い込み具合。

帽子もユニフォームに至っては、ところどころつぎはぎだらけ

 

王者の用具は、日本の中学部活以下でした。

 

ものを大事にしてすばらしい!とかそういうレベルの話じゃありませんよ、こりゃ。

でも、こんな環境で練習していたら、最新の用具を使ったらものすごい威力を発揮するかも!

マラソン選手の高地トレーニングのような…。

 

もしかして、これがキューバの強さの秘密なのかも!と思った野球観戦でした。

あとはラム酒酔っ払いに気をつけて!

 

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