モロッコの青い街シャウエンで見た!川のカフェで壁を歩くイケメンウェイター

      2017/01/29

こんにちは!たびなすびのちかです。

日本人でも並外れた身体能力の人はいるでしょうが、普段何気なく過ごしていてはその能力にお目にかかることはあまりありません。

たまに公園で若者が手すりからスケボーで降りたり宙返りをしたりするのを見ますが、それに関しては「見てくれ!俺の身体能力!」というオーラが出ているので除外します。

ところが一旦日本を離れると、不便な生活に適応すべく身体能力が発達した人たちに、街を歩いているだけで出会うことができるのです。

Chefchaouen_シャウエンブルー

Photography by YOSHI

 

段差1メートルのカフェには階段がない

もし、バイト先の飲食店に階段のない段差があったらどうしますか。

 

1メートル以上の。

 

例えば簡易階段を作るとか、段差の方を使わないとか、誰でも楽に登れるように工夫しますよね。

 

しかし、モロッコでは違いました。

私達が訪れたのは、建物という建物が青く塗られている美しい町、シェフシャウエン。

 

シャウエンの町外れには川が流れており、真夏の照りつける暑い太陽の光を少しでも和らげようと、人々が集まっていました。

私達も(特に私)、あまりの暑さにグロッキー寸前...。

にも関わらず、宿代をケチりエアコンなしの部屋に泊まってるもんだから、夜も寝られたものじゃありません。

 

私「もう無理…、死ぬ…」

夫「死なないよ…」

私「気もちの問題!冷えたコーラを飲むしかない…」

夫「絶対冷えてるのは川で冷やしてるやつだよ!」

 

ということで、モロッコ人がやたら集まっているこの川に私達も引き寄せられたわけです!

 

目的のカフェは川の畔にテーブルと椅子だけを設置した簡易的なもの。

上段と下段に分かれており、下段のテーブルは川に直接設置してあるため、足湯(水)状態で飲食を楽しむことができます。

Soccer_chaouen_シャウエンサッカー

Photography by YOSHI

 

モロッコの夏は砂漠パワーで尋常ではないほど暑く、しかもエアコンがほぼ普及していないため、涼むためには水に浸かるのが一番。

この川のカフェは下段がとても人気なのですが、空間もあまり広くないので、テーブル3つでいっぱいいっぱい。

そのためほとんどのテーブルと店員さんの待機場所やキッチン、飲み物の保管はすべてカフェの上段です。

そして、この上段と下段が、

 

段差1メートル以上。

 

しかし、階段や足場などは全くありません。

店員さんは注文取りや配膳に段差1メートルを何度も行ったり来たりしなければならないのに!どうするの!

忙しくなってくると披露されるウルトラC

モロッコはイスラムの国なので、男性がよく働きます。

サービス業もほとんど男性。

そのカフェでも20歳前後と思われるヤングマンが段差を行ったり来たりするのですが...、

普段の登り降りは、

 

段差の溝を上手く使うっ!

 

片足を引っ掛けたり、片手を上についたり。なるほどー!

彼らは慣れているのでヒョイヒョイ登りますが、私だったら確実に引っ掛けた片足がずり落ちますね。

Chaouen_roof_屋根の上の子供

Photography by YOSHI

 

その日の川カフェは忙しく、下段のテーブルはだんたんと埋まりとうとう満席に。

上段にも客が押し寄せ、ウェイター君たちの段差の登り降りの回数は増加。

そして、忙しさがピークになったその時、

 

タッタッタッ!!

 

なんと!

 

ウェイター、壁を歩く!

 

あれ、あの中国の映画の対決シーンみたいなやつ。

2歩くらいですけど、確実に歩いてました。

 

「すごい!!映画みたいだー」

とウェイター君を絶賛すると、

「そう?両手塞がってるし、急がないといけないからさ」

とハニカミながらも大したことないという雰囲気。

 

いやいやいや、すごいでしょ。だって壁歩いたんですよ、両手にコーラの瓶いっぱい持って。

しかもですね、モロッコの人ってすごく彫りが深くて筋肉質なので若い男性はほぼ全員イケメンマッチョなんですよねー。

こりゃ、画になるわ!

 

いやー、いいもん見た。

飛び込みまでウルトラC連発

川の中腹には石橋がかかっており、避暑に地元の人達も多数訪れていました。

その橋の上から10メートルはあろうかと思われる川に、イケメンマッチョが次々に飛び込んでいきます。

高いよー、結構高い。

Chaouen_dive_シャウエンでダイブ

Photography by YOSHI

 

よく道頓堀でみるような「いえーい」⇒ 足からボチャン、ではなく、飛び込み選手のように手を広げて頭から着水するよう身体を綺麗に一直線にして飛び込みます。

着水の水しぶきがとても小さい選手もおり、つい、「9.5」などと点数をつけてしまうほど。

それを見よう見まねで飛び込む小学生男子もおり、こうやって日々訓練を積むことによりこの子もイケメンマッチョになるのか…と感慨深くなりました。

 

「すごーーーい」

 

と黄色い声(年齢的には微妙)をあげると、

ニコッと笑って親指を立てるイケメンたち。

 

夫とドアラがいなければ、私史上間違いなく君が一番イケメンだよ!

 

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